Lou · Tour Video Portfolio · 2026

入れない場所を、歩いて案内する。

時空ツアー作品集。約2万年前のラスコー洞窟から、発掘されていない始皇帝の地下宮殿、海の上の石の都ナン・マドール、20世紀に消えた香港の城砦、閉じたネットの町、そしてこれから役目を終える宇宙ステーションまで。失われた場所や立ち入れない場所を、地上・共有地・物語と仮想の3つの層に分けて3DCGで再現し、テロップで案内するツアー動画の制作記録です。

60舞台
662試作の場面数
123制作ページ
約2万年の幅
作品を見る
Timeline

舞台の年代

いまに近いほど目盛りが広がる「いまから何年前か」の物差しで、2万年前から現在までを並べました。物差しの上に指を置くと年が出ます。印を押すと各作品へ移動します。

Rooms

3つの層と部屋

作品を「どんな場所か」で3つの層に分け、その中を部屋に分けています。地上の層は大陸と地域、共有地の層はどの国のものでもない場所、物語と仮想の層は書かれた場所と画面の中の場所です。層ごとに、確かさの印の付け方を変えています。

地上の層REAL PLACES

確か説・推定わかっていない

地図の上に実在した、いまは入れない場所。7つの大陸のうち、南極を除く6つを5つの部屋に分けています(中東はエジプトとのつながりから中東・アフリカの部屋)。

共有地の層THE COMMONS · TOWARD THE FUTURE

確か計画(公表済み)構想想像

南極条約(1959年)、宇宙条約(1967年)、国連海洋法条約(1982年、深海底は人類の共同遺産)が定める、どの国のものでもない場所。過去の出来事から始まり、これからの計画へ伸びていきます。

物語と仮想の層WRITTEN & VIRTUAL PLACES

原文にそう書いてある解釈描かれていない

聖書・神話・文学に書かれた場所と、いまはもう入れない仮想空間。物語は著作権の切れた作品に限り、仮想空間はロゴや画面写真を使わず、記録をもとにした模式で描きます。

Works

作品

約2万年前(説) · フランス

ラスコー洞窟ツアー

1963年から入れない洞窟を、獣脂ランプの灯りで歩く。

試作あり11場面
紀元前8000年ごろ · 北海

ドッガーランドツアー

イギリスと大陸のあいだにあった川と湖の低い陸地を、紀元前8000年ごろといまの北海の底で見比べる。

試作あり11場面
前2700年ごろ(ギルガメシュの時代とされる頃) · イラク

ウルクツアー

城壁に囲まれたシュメールの都市を、時代の違う建物を重ねた推定復元といまの遺跡で見比べる。

試作あり11場面
前2560年頃 · エジプト

ピラミッド内部ツアー

実寸の内部を7章で。続編は造った人々の1日。

試作+続編7章+9場面
前2500年ごろ · パキスタン

モヘンジョダロツアー

大浴場から碁盤目の街路と排水路まで、インダスの都市を歩く。

試作あり11場面
前2500年ごろ · イギリス

ストーンヘンジツアー

石の環を、建てられた頃といまの姿で見比べる。

試作あり11場面
前13世紀ごろ · トルコ

トロイアツアー

丘に重なる9つの町を、推定復元といまの遺跡で見比べる。

試作あり11場面
物語の層 · ギルガメシュ叙事詩 第5の書板

杉の森ツアー

ギルガメシュとエンキドゥが行き着く神々の杉の森を、粘土板の記述といまのレバノン杉の森で見比べる。

試作あり11場面
前6世紀ごろ · イラク

バビロンの空中庭園ツアー

確かめられていない七不思議の庭を、2つの説で見比べる。

試作あり11場面
物語の層 · 創世記2〜3章

エデンの園ツアー

創世記に書かれた東の園と四つの川を、本文の記述と後世の地図・解釈で見比べる。

試作あり11場面
物語の層 · 創世記とギルガメシュ叙事詩

ノアの方舟ツアー

本文に書かれた寸法の方舟と、より古い立方体の舟を見比べる。

試作あり11場面
物語の層 · プラトンの対話篇

アトランティスツアー

プラトンが書いた同心円の島の都を、原文の寸法どおりと後世の想像で見比べる。

試作あり11場面
前3世紀〜14世紀 · エジプト

アレクサンドリアの大灯台ツアー

古代の七不思議の灯台と、いまの要塞・海底の石材を見比べる。

試作あり11場面
前250年ごろ · エジプト

アレクサンドリア図書館ツアー

建物の形も場所も残っていない古代の図書館を、前250年ごろの推定といまの新しい図書館で見比べる。

試作あり11場面
前210年 · 中国 陝西省

秦の始皇帝陵ツアー

発掘されていない地下宮殿を、史記の記述といまの墳丘で見比べる。

試作あり11場面
前1世紀ごろ · スーダン

メロエのピラミッドツアー

クシュの王と女王が眠るとがったピラミッドの墓地を、前1世紀ごろの推定と頂の欠けたいまの姿で見比べる。

試作あり11場面
前500年〜後500年ごろ · ペルー

ナスカの地上絵ツアー

石をどけて描いた線と図形を、空から巡る。

試作あり11場面
西暦79年 · イタリア

ヴェッティの家ツアー

灰に埋もれた町の豪邸を、79年の姿といまの遺跡で見比べる。

試作あり11場面
80年 開場 · ローマ

コロッセウムの地下ツアー

観客から見えなかった地下の昇降機と通路を歩く。

試作あり11場面
5世紀 · 大阪府堺市

大仙陵古墳ツアー

立ち入れない日本最大の前方後円墳を、築いた頃といまで見比べる。

試作あり11場面
物語の層 · 丹後国風土記ほか

浦島子の常世ツアー

いちばん古い浦島の話に書かれた海の中の島の宮を、奈良時代の記録と後世の竜宮城で見比べる。

試作あり11場面
600年ごろ · アフガニスタン

バーミヤンの大仏ツアー

谷の崖の龕に立っていた二体の大仏を、600年ごろの彩色の推定といまの空の龕で見比べる。

試作あり11場面
710〜784年 · 奈良

平城宮ツアー

大極殿と朝堂院を、奈良時代の姿といまの原っぱで見比べる。

試作あり11場面
750年ごろ · グアテマラ

ティカルツアー

熱帯の森に神殿の頂が突き出す古典期マヤの都を、750年ごろといまの国立公園で見比べる。

試作あり11場面
750年ごろ · 西安

唐の長安城ツアー

碁盤の目に区切られた唐の都を、750年ごろの推定といまの西安の城壁と公園で見比べる。

試作あり11場面
752年 開眼供養 · 奈良

東大寺 創建時の伽藍ツアー

正面11間の大仏殿と七重塔を、いまの伽藍と見比べる。

試作あり11場面
762〜766年 · イラク

バグダッドの円城ツアー

円い都を真上から。何も残らないいまの街と見比べる。

試作あり11場面
1100年ごろ · アメリカ合衆国

カホキアツアー

ミシシッピ川の平原にあった盛り土の都を、1100年ごろといまの州立史跡で見比べる。

試作あり11場面
13〜16世紀ごろ · ミクロネシア

ナン・マドールツアー

玄武岩の柱を積んだ約100の人工の島々を、最盛期といまで見比べる。

試作あり11場面
13世紀〜2024年 · パリ

ノートルダム大聖堂の屋根組みツアー

屋根裏の「森」を、火災前と再建後で見比べる。

試作あり11場面
1248年の本殿 · 島根

出雲大社 古代本殿ツアー

高さ48mと伝わる本殿を、長さ109mの引橋から見上げる。

試作あり11場面
物語の層 · ダンテ『神曲』地獄篇

ダンテの地獄ツアー

『神曲』地獄篇に書かれた地獄のつくりを、原文の記述と1588年のガリレオの計測で見比べる。

試作あり11場面
11〜15世紀 · ジンバブエ

グレート・ジンバブエツアー

モルタルなしで積んだ石の都と、円錐形の塔を巡る。

試作あり11場面
1400年ごろ · ミクロネシア

レラ遺跡ツアー

礁を埋め立てて築いた玄武岩の壁と運河の町を、1400年ごろといまの森の中で見比べる。

試作あり11場面
1400年ごろ · ペルー

チャン・チャンツアー

砂漠の海辺に築かれたアメリカ大陸最大の土の都を、1400年ごろといまの遺跡で見比べる。

試作あり11場面
1519年ごろ · メキシコ

テノチティトランツアー

湖に浮かんだアステカの都を、1519年ごろといまの大都市の地下で見比べる。

試作あり11場面
1568年頃の原画 · オランダ所蔵

バベルの塔 古代と現代

ブリューゲルの塔の裏側と内部を、古代と現代で比べる。

試作あり10場面
1579年 · 滋賀

安土城天主ツアー

信長の天主を地階から金の最上階まで、2つの復元案で歩く。

試作あり11場面
1607年 · バージニア

ジェームズタウン砦ツアー

ツェナコモコの土地の川辺に建った三角の砦を、1608年ごろの推定といま見つかった跡で見比べる。

試作あり11場面
1628年 · ストックホルム

ヴァーサ号ツアー

出航してすぐに沈んだ王の戦艦を、1628年8月10日の推定といま博物館に眠る姿で見比べる。

試作あり11場面
1638年 · 東京

江戸城天守ツアー

明暦の大火で消えた黒い天守を、いまの天守台と見比べる。

試作あり11場面
1712年の正殿 · 沖縄

首里城正殿ツアー

赤い正殿を、1992年の復元と令和の復元で見比べる。

試作あり11場面
1636〜1859年 · 長崎

出島ツアー

港に浮かぶ扇形の島を、商館の頃といまの街で見比べる。

試作あり11場面
1885年 · ニュージーランド

ピンク&ホワイト・テラスツアー

噴火で消えたシリカの白とピンクの段を、1885年といまのロトマハナ湖で見比べる。

試作あり11場面
1911年〜 · 南極

テラノバ小屋ツアー

ロス島のエバンス岬に建つスコット隊の越冬小屋を、1911年の越冬中といま保存された姿で見比べる。

試作あり11場面
1912年4月 · 北大西洋

タイタニック号ツアー

1等の大階段から無線室、そして水深3,800mの海底へ。

試作あり11場面
1957年〜 · 南極

昭和基地ツアー

南緯69度の島に開かれた日本で最初の南極の基地を、1957年の4棟といまで見比べる。

試作あり11場面
1960年代 · 長崎

軍艦島ツアー

約5,300人が暮らした島を、最盛期といまの廃墟で見比べる。

試作あり11場面
1960年 · ラパ・ヌイ(チリ)

アフ・トンガリキツアー

1960年の津波で崩れた15体のモアイの台座を、津波のあとと再建後のいまで見比べる。

試作あり11場面
1960年 · マリアナ海溝

トリエステ号ツアー

ガソリンの浮きに鋼の球を吊った潜水艇が海のいちばん深い底へ着いた潜航を、1960年といまの潜航で見比べる。

試作あり11場面
1969年7月 · 月面

アポロ11号 静かの基地ツアー

人類が初めて降りた着陸地を、1969年といまで見比べる。

試作あり11場面
1969〜1990年 · 仮想空間

ARPANETツアー

米国西部の4つの計算機をつないだ網の始まりを、1969年12月の4拠点と1977年3月の広がりで見比べる。

試作あり11場面
1978〜1999年 · 仮想空間

MUD1ツアー

文字だけでできた最初の多人数ゲームの世界を、1978年の大学の計算機と1987年の版で見比べる。

試作あり11場面
1986〜1988年 · 仮想空間

ハビタットツアー

1986年に始まった仮想の町を、無地の板とピンの模式で、1987年といまの作り直しで見比べる。

試作あり11場面
1989〜1993年 · 仮想空間

最初のウェブサイトツアー

最初のウェブサイトをページの部屋とリンクの道にして、1991年と2013年の復元で見比べる。

試作あり11場面
〜1993年 · 香港

九龍城砦 夜のツアー

幅1〜2mの路地から屋上まで、約9分で歩く。

試作あり9場面
1996年〜 · 南極

ボストーク湖ツアー

東南極の厚い氷の下に閉ざされた大きな湖を、1996年にレーダーで見えた姿と2012年に届いた掘削孔で見比べる。

試作あり11場面
1994〜2019年 · 仮想空間

ジオシティーズツアー

ホームページを街区に住まわせたネットの町を、閉鎖の前とあとで見比べる。

試作あり11場面
2019〜2026年 · 月の周回軌道(計画)

ゲートウェイツアー

月を回る宇宙ステーションとして計画され、2026年3月に一時停止したゲートウェイを、公表された計画の姿と地上の部品のゆくえで見比べる。

試作あり11場面
1998年〜 · 地球を回る軌道

国際宇宙ステーションツアー

運用中のステーションと、公表された運用終了の計画を見比べる。

試作あり11場面
Production board

制作の進み具合

どの作品も試作までは到達しています。残りは動画として書き出す工程で、出雲大社で試作の動画(1280×720、MP4)ができました。すべての作品で、出典の突き合わせ(見直し)が済んでいます。

作品調査台本・絵コンテ試作動画化
ラスコー洞窟ツアー
ドッガーランドツアー 見直し済み
ウルクツアー 本人の確認待ち
ピラミッド内部ツアー
続編:造った人々の1日
モヘンジョダロツアー
ストーンヘンジツアー
トロイアツアー
杉の森ツアー 見直し済み
バビロンの空中庭園ツアー 見直し済み
エデンの園ツアー 見直し済み
ノアの方舟ツアー 見直し済み
アトランティスツアー 見直し済み
アレクサンドリアの大灯台ツアー
アレクサンドリア図書館ツアー 見直し済み
秦の始皇帝陵ツアー 見直し済み
メロエのピラミッドツアー 見直し済み
ナスカの地上絵ツアー 見直し済み
ヴェッティの家ツアー
コロッセウムの地下ツアー
大仙陵古墳ツアー 見直し済み
浦島子の常世ツアー 見直し済み
バーミヤンの大仏ツアー 見直し済み
平城宮ツアー 見直し済み
ティカルツアー 見直し済み
唐の長安城ツアー 見直し済み
東大寺 創建時の伽藍ツアー
バグダッドの円城ツアー
カホキアツアー 見直し済み
ナン・マドールツアー 見直し済み
ノートルダム大聖堂の屋根組みツアー
出雲大社 古代本殿ツアー
ダンテの地獄ツアー 見直し済み
グレート・ジンバブエツアー 見直し済み
レラ遺跡ツアー 見直し済み
チャン・チャンツアー 見直し済み
テノチティトランツアー 見直し済み
バベルの塔 古代と現代
安土城天主ツアー
ジェームズタウン砦ツアー 見直し済み
ヴァーサ号ツアー 見直し済み
江戸城天守ツアー
首里城正殿ツアー
出島ツアー
ピンク&ホワイト・テラスツアー 見直し済み
テラノバ小屋ツアー 見直し済み
タイタニック号ツアー
昭和基地ツアー 見直し済み
軍艦島ツアー
アフ・トンガリキツアー 見直し済み
トリエステ号ツアー 見直し済み
アポロ11号 静かの基地ツアー
ARPANETツアー 見直し済み
MUD1ツアー 見直し済み
ハビタットツアー 見直し済み
最初のウェブサイトツアー 見直し済み
九龍城砦 夜のツアー
ボストーク湖ツアー 見直し済み
ジオシティーズツアー 見直し済み
ゲートウェイツアー 見直し済み
国際宇宙ステーションツアー 見直し済み

44工程のうち32.5工程が済み
● 済 ◐ 一部 ○ これから

LASCAUX CAVE · DORDOGNE

ラスコー洞窟ツアー

舞台 約2万年前(説)場所 モンティニャック(フランス)座標 45.054°N 1.168°E
イメージ · 獣脂ランプの灯り
明かり

この作品について

1963年から一般の人は入れないラスコー洞窟を3DCGでたどるツアーです。描いた人たちが見た獣脂ランプの小さな灯りと、いまの均一な照明を切り替えながら、牛の広間から井戸の場面、猫科の小部屋まで歩きます。

見どころ(11場面)

  1. 序(ヴェゼール川の谷)
  2. 発見(1940年の少年たち)
  3. 牛の広間
  4. 軸状ギャラリー
  5. 通路
  6. 後陣
  7. 井戸(鳥の頭の人)
  8. 身廊(泳ぐ鹿)
  9. 猫科の小部屋
  10. 閉鎖と複製
  11. 謎(なぜ描いたのか)

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

洞窟の形は順路を簡略化した模式で、壁の絵も自作の模式です。年代は測定によって約2万1千〜2万3千年前など幅があります(説)。ランプの灯りでの見え方は推定です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

ランプ/いまの照明の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • フランス文化省 ラスコー公式サイト
  • フランス文化省 地域文化局「発見80年」
  • UNESCO 世界遺産 No.85
DOGGERLAND · NORTH SEA

ドッガーランドツアー

舞台 紀元前8000年ごろ(約1万年前)/いま場所 北海南部(イギリスと大陸のあいだ)座標 ドッガー・バンク 54.75°N 2.5°E
見直し済み
イメージ · 紀元前8000年ごろ(川と湖の陸地・推定復元)
時代

この作品について

氷河期のあと、いまのイギリスとヨーロッパ大陸のあいだに広がっていた低い陸地を、網にかかった骨、1931年のコリンダ号の発見、地震探査がよみがえらせた地形、ショットン川、川べりの暮らし、海面の上昇とストレッガの津波から、いまの風車の立つ浅瀬までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 氷河期
  3. 1931年
  4. 海底の地図
  5. ショットン川
  6. 暮らし
  7. 海が上がる
  8. ストレッガ
  9. 最後の島
  10. 調査
  11. いま

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

地形は地震探査の図をもとにした手描きの模式で、高さは強調しています。海面の高さと年の対応も模式です。この絵では人を描かず、人の骨や埋葬も扱っていません。漁船・調査船・風車は自分で描いた模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

紀元前8000年ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • V. Gaffney ほか『Mapping Doggerland』(2007年)・北海古景観プロジェクト(ADS)
  • L. Spinney「Searching for Doggerland」(Nature、2008年)
  • J. Walker ほか「A great wave」(Antiquity、2020年)
  • 欧州委員会 CORDIS「Europe's Lost Frontiers」・JNCC「Dogger Bank MPA」
URUK · WARKA

ウルクツアー

舞台 前2700年ごろ(ギルガメシュの時代とされる頃)を軸にした推定復元/いま場所 イラク ムサンナー県 ワルカ座標 31.324°N 45.637°E
本人の確認待ち
イメージ · 建てられた頃(推定復元・時代の違う建物を重ねた景色)
時代

この作品について

シュメールの都市ウルク(いまのイラク・ワルカ遺跡)を、南西の水門、9キロメートルあまりの城壁、叙事詩が語る4つの区画、地中の調査で見えた運河と家々、白神殿、女神イナンナのエアンナ地区、見つかっていない王宮、川の跡の建物の謎から、世界遺産になったいまの遺跡までたどります。前2700年ごろ(ギルガメシュの時代とされる頃)を軸に、時代の違う建物を重ねた推定復元と、いまの遺跡を切り替えて見比べます。ギルガメシュは叙事詩の主人公で、実在したかはわかっていません。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 水門
  3. 城壁
  4. 叙事詩
  5. 運河
  6. 家々
  7. 白神殿
  8. エアンナ
  9. 王宮
  10. 謎
  11. いま

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

「建てられた頃」は、白神殿(前3500〜3400年ごろ)や城壁(前2900年ごろとする説)など時代の違う建物を1つの景色に重ねた推定復元で、建物の高さ・屋根・色、家の並び、人や舟の様子は推定です。王宮は見つかっていないため描かず、破線の枠で「わからない」ことを示します。川床の建物跡は、墓かどうかわかっていないものとして扱います。区画の図と地中の図は自作の模式で、叙事詩の一節は古代の原文の要旨を自作で意訳しています。ウルクの大杯などの美術品は描かず、事実の表で言葉で触れるだけにしています。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

ガイド/自由に歩く建てられた頃/いまの遺跡の切替確かさ表示出典録画モード

主な参考資料

  • UNESCO 世界遺産 No.1481(イラク南部のアフワール)・IUCN World Heritage Outlook
  • ドイツ考古学研究所(DAI)の城壁の調査報告(M. van Ess、2019年)・「ウルクの発掘の家」
  • J. Fassbinder「Beneath the Euphrates Sediments」(ANE Today、2020年)ほか磁気探査の報告
  • CDLI Wiki「Uruk (mod. Warka)」・SEAL「Gilg. MB Ugarit 1」・R. Campbell Thompson 英訳『The Epic of Gilgamish』(1928年)
GREAT PYRAMID OF KHUFU

ピラミッド内部ツアー

舞台 前2560年頃場所 ギザ(エジプト)長さ 約9分・7章
南北断面の模式図 · 位置はおおよそ
章を選んでください

この作品について

クフ王のピラミッドの内部を、億ションのルームツアーのように明るく華やかに案内します。実寸の3DCGで、ナレーションなしのテロップのみ。嘘は入れず事実と史実だけを使い、巨大空間など未解明の場所は「わかっていない」と明示して紹介します。

見どころ(7章)· 押すと断面図で位置を示します

事実と創作の区別

確か説があるわかっていない

巨大空間、細い穴の先、王の間の上の5空間、盗掘トンネルは模式で表現。巨大空間は傾斜案と水平案を切り替えて見られます。

制作工程

  1. 調査
  2. 台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

ガイド/自由に歩く確かさ3段階の表示巨大空間の傾斜案/水平案視点プリセット速度調整

主な参考資料

  • Petrie『The Pyramids and Temples of Gizeh』1883
  • Legon 1989(寸法の研究)
  • ScanPyramids(Nature 2017/Nature Communications 2023)
  • Harvard Digital Giza
Sequel · 続編

ピラミッドを造った人々の1日

制作中

この作品について

考古学者の河江肖剰先生らの研究を参考に、ナイルが増水する季節の1日を描きます。港に船が着き、パンが焼かれ、石が運ばれ、夕方に記録が付けられる。建設当時の周辺の暮らしを、労働者の町の発掘とメレルの日誌から組み立てます。

見どころ(9場面)

  1. 夜明けのナイル
  2. 港とカラスの壁
  3. ギャラリーの朝
  4. パン焼き場
  5. 昼の食事
  6. 工事現場
  7. 夕方の記録
  8. 壁の外の墓地
  9. 町の終わり

制作工程

  1. 調査
  2. 絵コンテ
  3. 試作
  4. 動画化

事実と創作の区別

わかっている説・推定わかっていない

建設用の坂の形は不明、建物の配置は模式です。人数や肉の量は推定で、町と日誌は王の時代が違う点も注記しています。

主な参考資料

  • メレルの日誌(Tallet)
  • Hawass 2008
  • AERA(古代エジプト研究協会)
  • 河江肖剰氏の研究・インタビュー
MOHENJO-DARO · INDUS CIVILIZATION

モヘンジョダロツアー

舞台 前2500年ごろ場所 シンド州(パキスタン)座標 27.329°N 68.139°E
イメージ · 都市の頃(推定復元)
時代

この作品について

インダス文明で最大級の都市を、城塞の丘の大浴場から碁盤目の市街地、井戸や蓋つきの排水路まで歩きます。都市の頃の推定復元と、塩害に悩むいまの遺跡を切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. インダス川の平原
  2. 城塞:西の高い丘
  3. 大浴場
  4. 穀物倉とされる建物
  5. 大通り:直角の街路
  6. 家と井戸
  7. 排水路
  8. 印章:読めない文字
  9. 神官王と呼ばれる像
  10. いまの遺跡
  11. 謎:なぜ衰えたのか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

建物の高さ、屋根、色は推定です。印章と像は自作の模式で、文字はまだ読まれていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

都市の頃/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 世界遺産 No.138
  • Harappa.com(ケノイヤー)
  • Archaeology誌 2026年4月
  • Dales 1964
STONEHENGE · SALISBURY PLAIN

ストーンヘンジツアー

舞台 前2500年ごろ場所 ウィルトシャー(イギリス)座標 51.1789°N 1.8262°W
イメージ · 建てられた頃(前2500年ごろの推定復元)
時代

この作品について

ソールズベリー平原の石の環を、前2500年ごろの推定復元といまの姿で切り替えて巡ります。サーセンとブルーストーン、スコットランドから来た祭壇石、夏至の軸、建てた人々の村を、確かさの印つきで案内します。

見どころ(11場面)

  1. ソールズベリー平原の石の環
  2. 土手と溝
  3. 大通り
  4. サーセンの環
  5. トリリトン
  6. ブルーストーン
  7. 祭壇石
  8. 太陽の軸
  9. ダリントン・ウォールズ
  10. 伝説と修復
  11. 謎:何のための場所か

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

時代、寸法、石の産地は発掘と研究にもとづきます。石の色や並び、村の家は推定や模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

建てられた頃/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • English Heritage
  • Nash ほか 2020(Science Advances)
  • Clarke ほか 2024(Nature)
  • UNESCO
TROY · HISARLIK

トロイアツアー

舞台 前13世紀ごろ(9つの層は前3000年〜後500年)場所 チャナッカレ県(トルコ)座標 39.957°N 26.239°E
イメージ · トロイアVI〜VIIa の頃(前13世紀ごろの推定復元)
時代

この作品について

ヒサルルックの丘に重なる9つの町を歩き、前13世紀ごろの推定復元と、シュリーマンの溝が走るいまの遺跡を切り替えます。伝説と発掘でわかったことは札で分けて示します。

見どころ(11場面)

  1. ダーダネルス海峡のそば
  2. 9つの層
  3. 伝説と考古学
  4. シュリーマンの溝
  5. プリアモスの財宝
  6. トロイアVIの城壁
  7. 城塞の中
  8. 下の町
  9. ウィルサ
  10. 焼け跡
  11. 謎:ホメロスのトロイアはどれか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

伝説と発掘でわかったことは札で分けています。建物の形や色、下の町の家並みは推定の模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

前13世紀/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 849
  • トルコ文化観光省
  • プーシキン美術館
  • コルフマン 2004
THE CEDAR FOREST · STORY LAYER

杉の森ツアー

層 物語と仮想の層 · 物語の部屋本文 標準版 第5の書板ほか、シュメール語の詩「ギルガメシュとフワワ」場所 物語の中(解釈の一つ:神の杉の森 34.243°N 36.049°E)
見直し済み
イメージ · 粘土板の記述(自作の模式の森)
表示

この作品について

『ギルガメシュ叙事詩』で、ギルガメシュとエンキドゥがウルクを発ち、七つの山並みを越えて行き着く神々の住まいの杉の森を、森の入り口、甘い木陰と雨のような樹脂、2011年に見つかった破片が伝える鳥と虫と猿の合奏、七つの光、東の山か西の山かという読み方、川をくだる杉の扉から、レバノン北部に残るいまの神の杉の森までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 出発
  2. 七つの山並み
  3. 森の入り口
  4. 杉の山
  5. 木陰と樹脂
  6. 森の音
  7. 新しい破片
  8. 七つの光
  9. 森はどこに
  10. 杉の扉
  11. いまの森

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない確か説・推定わかっていない

物語の中のことは「原文にそう書いてある/解釈/描かれていない」、粘土板・発見・いまの森など現実のことは「確か/説・推定/わかっていない」で示します。物語はこのあと戦いと伐採へ進みますが、戦いは描かず、この作品集では森と光だけで見せます。現代の訳は引用せず、論文の英訳・ETCSL・トンプソン訳(1928年)を見比べて言い換えました。森・粘土板・地図は自作の模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

粘土板の記述/いまの森の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • F. N. H. Al-Rawi・A. R. George「Back to the Cedar Forest」(Journal of Cuneiform Studies 66、2014年)
  • ETCSL(オックスフォード大学)「ギルガメシュとフワワ」A版・B版 英訳
  • R. キャンベル・トンプソン英訳『The Epic of Gilgamish』(1928年)第5の書板・大英博物館 K.3375
  • ユネスコ世界遺産センター No.850(カディーシャ渓谷と神の杉の森)・ブリタニカ「Epic of Gilgamesh」・「cedar of Lebanon」
HANGING GARDENS OF BABYLON

バビロンの空中庭園ツアー

舞台 前6世紀ごろ(ニネヴェ説は前700年ごろ)場所 ヒッラ近郊(イラク)座標 32.5363°N 44.4209°E
見直し済み
イメージ · バビロン説(古典の記述にもとづく推定復元)
説

この作品について

七不思議に数えられながら、存在そのものが確かめられていない庭です。古典の記述にもとづくバビロン説と、ダリーが唱えるニネヴェ説を切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 七不思議の庭
  2. 古典の記述
  3. 段々の庭
  4. 水を上げる
  5. イシュタル門
  6. アーチの建物
  7. 沈黙する粘土板
  8. ニネヴェ説
  9. ジェルワン水道橋
  10. ねじと浮き彫り
  11. 謎:庭はどこにあったのか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

庭の存在そのものが確かめられていません。どちらの説の姿も推定の模式です。

出典の突き合わせ(見直し)は未了

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

バビロン説/ニネヴェ説の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Dalley 2013(Oxford UP)
  • Jacobsen & Lloyd 1935
  • ベルリン国立博物館
  • UNESCO「Babylon」
GARDEN OF EDEN · STORY LAYER

エデンの園ツアー

層 物語と仮想の層 · 物語の部屋本文 創世記2章4節後半〜3章24節場所 物語の中(解釈の一つ:クルナ 31.0°N 47.4°E)
見直し済み
イメージ · 本文の記述(光の模式の園)
表示

この作品について

創世記2〜3章に書かれた「エデンの東の方に」設けられた園を、見て好ましい木々、園の中央の命の木と善悪を知る木、四つに分かれる川(ピション・ギホン・ヒデケル・ペラト)、東の守りのケルビムと回る炎の剣までたどります。ヨセフス、アルメニア高原説、ペルシア湾説、中世の世界図、クルナの言い伝えなど後世の解釈とも切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 木々
  3. 二本の木
  4. 一つの川
  5. ピション
  6. ギホン
  7. ヒデケルとペラト
  8. 東の守り
  9. 中世の地図
  10. 合流点
  11. 謎

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない確か説・推定わかっていない

物語の中のことは「原文にそう書いてある/解釈/描かれていない」、地理や記録など現実のことは「確か/説・推定/わかっていない」で示します。ユダヤ教とキリスト教の聖典であり、イスラームでも敬われる物語として、人物・蛇・神の姿は描かず、園・川・木・光だけで示します。地図は自作の模式で、絵画は使っていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

本文の記述/後世の解釈の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 創世記2〜3章(欽定訳 1611年・ASV 1901年・明治元訳 1887年・ヘブライ語本文)
  • ヨセフス『ユダヤ古代誌』第1巻(ウィストン英訳)
  • D. J. Hamblin(Smithsonian、1987年)・C. Moss(National Geographic、2025年)
  • ヘレフォード大聖堂「The Mappa Mundi」・Encyclopaedia Iranica「Paradise」
NOAH'S ARK · STORY LAYER

ノアの方舟ツアー

層 物語と仮想の層 · 物語の部屋本文 創世記6〜9章/ギルガメシュ叙事詩 第11書板場所 物語の中(伝承の地:アララト山)
見直し済み
イメージ · 創世記の方舟(本文の寸法による)
本文

この作品について

物語の層の最初の作品です。創世記に書かれた「長さ300・幅50・高さ30キュビト」の方舟と、より古いギルガメシュ叙事詩の立方体の舟を、同じ海に浮かべて見比べます。木と瀝青、雨、鳥、山、虹を本文に沿ってたどり、1872年の書板の発見や方舟探しの現状まで、本文と解釈と研究を分けて案内します。神と人物は描いていません。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 寸法
  3. 木と瀝青
  4. 三層と戸と窓
  5. 動物たち
  6. 40日の雨
  7. 鳥を放つ
  8. 山々
  9. 虹
  10. 書板
  11. 謎

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない

物語の中のことは本文を基準に、書板の発見や研究など現実のことは「確か/説・推定/わかっていない」で示します。舟の外観・中の配置・動物の姿は想像の模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

創世記/ギルガメシュの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 創世記6〜9章(欽定訳)
  • 大英博物館「洪水の書板 K.3375」
  • SOAS ギルガメシュ叙事詩 第11書板 英訳
  • 方舟の書板に関する研究と書評
ATLANTIS · STORY LAYER

アトランティスツアー

層 物語と仮想の層 · 物語の部屋本文 『ティマイオス』20d〜25d/『クリティアス』108e〜121c場所 物語の中(原文の置き場所:ヘラクレスの柱の外)
見直し済み
イメージ · 原文の寸法どおり(『クリティアス』113c〜118e)
見せ方

この作品について

プラトンが『ティマイオス』と『クリティアス』に書いた島の都を、原文の寸法から組み立てます。陸の環2つと水の環3つ、運河、三色の石と三つの壁、神殿と大平原までをたどり、ドネリー以後の想像やテラ島説と切り替えて見比べます。主流の研究は、プラトンの創作とみています。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 柱の外
  3. 同心円
  4. 運河
  5. 三色の石
  6. 三つの壁
  7. 神殿
  8. 泉と競馬場
  9. 大平原
  10. 一日と一夜
  11. 解釈

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない確か説・推定わかっていない

物語の中のことは「原文にそう書いてある/解釈/描かれていない」、本や研究など現実のことは「確か/説・推定/わかっていない」で示します。環の幅は原文の比どおり、家並みや塔は想像の模式です。現代の日本語訳は引かず、神の像や人物も描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

原文の寸法/後世の想像の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • プラトン『ティマイオス』『クリティアス』ジョウェット英訳(1871年、パブリックドメイン)
  • ギリシャ語原文(Perseus)
  • I. ドネリー『Atlantis: The Antediluvian World』(1882年)
  • National Geographic 2023年「Atlantis」
PHAROS OF ALEXANDRIA

アレクサンドリアの大灯台ツアー

舞台 前3世紀〜14世紀場所 アレクサンドリア(エジプト)座標 31.214°N 29.886°E
イメージ · 灯台があった頃(推定復元)
時代

この作品について

前280年ごろ港の入口に建ち、14世紀に地震で崩れた古代の七不思議です。中世の旅行記にもとづく3段の塔の推定復元と、跡地に建つカーイトベイ要塞、海底に沈む石材を切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 港とファロス島
  2. 堤防:ヘプタスタディオン
  3. 第1層:四角い土台の段
  4. 第2層:八角の段
  5. 第3層:円筒の段と火
  6. 頂上の像
  7. 眺め:70マイル先まで
  8. 地震と崩壊
  9. カーイトベイ要塞
  10. 海底:沈んだ石材
  11. 謎:鏡はあったのか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

3段の形と高さ(約100〜135m)は旅行記と貨幣にもとづく推定です。色、像、鏡は想像の模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

灯台/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Britannica
  • フランス文化省 水中考古学(CEAlex)
  • ストラボン『地理誌』
  • イブン・バットゥータ『旅行記』
LIBRARY OF ALEXANDRIA · ALEXANDRIA

アレクサンドリア図書館ツアー

舞台 前250年ごろ(推定)/2002年〜いま場所 エジプト・アレクサンドリア、東の港の南岸座標 31.209°N 29.909°E(いまの図書館)
見直し済み
イメージ · 前250年ごろ(推定の模式・建物の形と場所はわかっていない)
時代

この作品について

プトレマイオス朝の王たちが支えた図書館とムセイオンを、王宮の地区、学者の社、巻物の棚、港で写された船の本、目録と校訂、地球をはかったエラトステネス、娘の図書館セラペウム、火と伝説から、2002年に開いた新しい図書館までたどります。建物の形も場所も蔵書の数も、わかっていないことそのものが見どころです。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 王宮の地区
  3. ムセイオン
  4. 書庫
  5. 港
  6. 学者たち
  7. エラトステネス
  8. セラペウム
  9. 衰え
  10. 跡
  11. いま/謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

昔の図書館とムセイオンは形も場所も残っていないため、建物はすべて推定の模式です。巻物の数など古代の数字は「古代の書き手がそう書いている」ものとして扱います。いまの図書館は写真を写さず、公表された寸法(直径160m)から描いた模式で、壁の文字も自分で並べた模様です。大灯台は別の作品のため遠くの目印だけにし、人の姿と顔は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

前250年ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • R. S. バグナル「Alexandria: Library of Dreams」(PAPS、2002年)
  • ブリタニカ百科事典「Library of Alexandria」
  • ストラボン『地理誌』第17巻・プルタルコス・アンミアヌス・ゲッリウス・セネカ(英訳)
  • アレクサンドリア図書館 公式パンフレット・スノヘッタ「Bibliotheca Alexandrina」
MAUSOLEUM OF THE FIRST QIN EMPEROR

秦の始皇帝陵ツアー

舞台 前210年場所 中国 陝西省西安市臨潼区座標 34.381°N 109.254°E
見直し済み
イメージ · いま(発掘されていない墳丘と兵馬俑坑)
表示

この作品について

前210年に始皇帝が葬られた陵は、墳丘の下の地下宮殿がいまも発掘されていません。『史記』が書く水銀の川や星の天井を「想像の模式」として描き、土の水銀調査や物理探査でわかった「いま」の姿、東の兵馬俑坑や銅車馬と切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 造営
  3. 大きさ
  4. 史記の地下宮殿
  5. 水銀の川
  6. 水銀の調査
  7. 地下を探る
  8. 兵馬俑坑
  9. 銅車馬・陪葬坑
  10. なぜ掘らないのか
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

墳丘・城壁・坑の位置と大きさは公表値をもとにした模式です。地下宮殿の中身、水銀の川、星の天井は、すべて史記の文から描いた想像で、発掘されたものではありません。兵馬俑は顔のない形で描いています。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

史記の地下宮殿/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 441
  • 『史記』秦始皇本紀
  • Scientific Reports 2020(水銀の測定)
  • 新京報 2003(物理探査の結果)
PYRAMIDS OF MEROË · BEGRAWIYA

メロエのピラミッドツアー

舞台 前1世紀ごろ(推定)/いま場所 スーダン ナイル川州 ベグラウィーヤ(メロエ)座標 約16.938°N 33.749°E(北の墓地)
見直し済み
イメージ · 前1世紀ごろ(推定・数と並び、頂の形は模式)
時代

この作品について

スーダンのナイル川の東、ベグラウィーヤの丘にクシュの人々が築いた王と女王のピラミッドを、前8〜後4世紀の王国、王の町とアメン神殿、北と南の墓地、傾き約70度の墓と礼拝堂、女王カンダケ、メロエ文字から、1834年のフェルリーニの宝探し、4世紀の終わり、砂と2023年からの紛争のなかにあるいままでたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 前8〜後4世紀
  3. 町
  4. 墓地
  5. ピラミッド
  6. 礼拝堂
  7. カンダケ
  8. 文字
  9. 1834年
  10. 4世紀
  11. いま/謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

クシュの人々が築き、いまもスーダンの人々が守る遺産として、遺骨と埋葬室の中は扱わず、人の姿と顔は描きません。傾き(約68〜73度)と高さ(最大約30m)は資料に合わせ、ピラミッドの数・並び・大きさ、町と墓地の位置は模式です。礼拝堂の浮き彫りは実物を写さず自作の模様にし、紛争の被害は描かずユネスコと NCAM の報告を文字で伝えます。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

前1世紀ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • ユネスコ世界遺産センター「Archaeological Sites of the Island of Meroe」(1336)・2024年1月の声明・決議 47 COM 7B.178/48 COM 7B.7
  • スーダン国立古物博物館公社(NCAM)の保全状況報告(2024年、ユネスコ提出)
  • F. W. Hinkel(Sudan & Nubia 4、2000年)・A. Riedel ほか(同20、2016年)・M. H. Zach(同27、2023年)
  • 大英博物館 EA68502・ベルリン国立博物館 ÄM 1757・ストラボン『地理誌』17巻1章54節・ブリタニカ「Meroe」
NAZCA LINES

ナスカの地上絵ツアー

舞台 前500年ごろ〜後500年ごろ場所 イカ州(ペルー)座標 14.7390°S 75.1300°W
見直し済み
イメージ · 描かれた頃(推定)
時代

この作品について

歩いて入れないナスカの台地を空から巡ります。石をどけて描いた線と図形、2024年にAIで見つかった303点、道路と見学塔が横切る現在までを案内します。

見どころ(11場面)

  1. 砂漠に描かれた線
  2. 作り方
  3. 直線
  4. 台形
  5. ハチドリ
  6. サル
  7. クモ
  8. 新発見:AIが見つけた絵
  9. 目的
  10. いま:道路が横切る
  11. 守る

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

地上絵の形は自作の模式です。

出典の突き合わせ(見直し)は未了

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

描かれた頃/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 700
  • Sakai ほか PNAS 2024(山形大学・IBM)
  • National Geographic
POMPEII · HOUSE OF THE VETTII

ヴェッティの家ツアー

舞台 西暦79年場所 ポンペイ 第6地区座標 40.752°N 14.484°E
イメージ · 79年の姿
時代

この作品について

解放奴隷のウェッティウス家の2人が持っていたとされる邸宅を、玄関から台所まで歩くルームツアーです。同じカメラ位置のまま、屋根と鮮やかな壁画が残る79年の姿と、2023年に再公開された今の遺跡を切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 火山のふもとの町
  2. ヴェッティ小路
  3. 天秤のプリアポス
  4. 光の入るアトリウム
  5. 噴水のある列柱庭
  6. イクシオンの罰
  7. ペンテウスの死
  8. 働くキューピッド
  9. 台所と使用人の区域
  10. 元奴隷の2人
  11. その日はいつだったか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

持ち主の名前は印章が根拠ですが、2人の関係はわかっていません。噴火の日付も8月24日か10月か決着していません。79年の姿の屋根や家具、庭の配置は推定です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

ガイド/自由に歩く79年/現在の切替確かさ表示出典録画モード

主な参考資料

  • ポンペイ考古学公園(公式)ヴェッティの家の再公開
  • 小プリニウス『書簡集』第6巻16・20
  • 噴火の日付をめぐる報道(ANSA 2018、LaPresse 2024)
  • Finestre sull'Arte(キューピッドの帯)
COLOSSEUM · HYPOGEUM

コロッセウムの地下ツアー

舞台 80年(開場)場所 ローマ(イタリア)座標 41.8902°N 12.4922°E
イメージ · 使われていた頃(推定復元)
時代

この作品について

観客から見えなかった地下(ヒュポゲウム)を、80年の開場から2021年の一般公開までたどります。人力の昇降機、天幕、養成所への通路、模擬海戦の謎を、使われていた頃といまの遺跡で見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 谷間の楕円
  2. 観客席
  3. 天幕
  4. アリーナの床
  5. 地下へ
  6. 昇降機
  7. 剣闘士の通路
  8. 火災と終わり
  9. 地震と石
  10. いまの地下
  11. 謎:アリーナに水は張られたか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

戦いの場面は描かず、剣闘士と動物は顔のないシルエットだけにしています。昇降機の数や天幕の張り方は推定です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

使われていた頃/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • コロッセオ考古学公園
  • Smithsonian(2011・2015)
  • Encyclopaedia Romana
  • イタリア市民保護局
DAISEN KOFUN · MOZU TOMB CLUSTER

大仙陵古墳ツアー

舞台 5世紀中ごろ(説)場所 大阪府堺市座標 34.564°N 135.487°E
見直し済み
イメージ · 築いた頃(葺石と埴輪の推定復元)
時代

この作品について

宮内庁が仁徳天皇の陵「百舌鳥耳原中陵」として管理し、墳丘には立ち入れない日本最大の前方後円墳を、上空と濠のほとりからめぐります。葺石と埴輪に覆われた「築いた頃」と、森に覆われた「いま」を切り替え、1872年の石室の記録や被葬者の謎を確かさの印つきで案内します。いまも祭祀が続く陵墓として、敬意をもって扱っています。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 大きさ
  3. 三重の濠
  4. 葺石
  5. 埴輪の列
  6. 造り出し
  7. 1872年の石室
  8. 被葬者の謎
  9. 陪冢と古墳群
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

墳丘の形は公表値(約486m)による模式です。葺石の色、埴輪の間隔、まわりの景色は推定です。1872年の石室は記録にもとづいて外から見た模式にとどめ、中は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

築いた頃/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 堺市 古墳データベース
  • 文化遺産オンライン(文化庁)
  • UNESCO 1593
  • 観光庁 多言語解説文データベース
TOKOYO OF URASHIMAKO · STORY LAYER

浦島子の常世ツアー

層 物語と仮想の層 · 物語の部屋本文 『丹後国風土記』逸文/『日本書紀』雄略22年/『万葉集』巻9場所 物語の中(舞台の目印:伊根町本庄浜 35.73°N 135.26°E)
見直し済み
イメージ · 奈良時代の記録(海の中の常世の島と宮)
話

この作品について

『丹後国風土記』逸文・『日本書紀』・『万葉集』が伝える筒川の嶼子の話を、五色の亀、目を閉じる船旅、玉を敷いた常世の島と輝く宮、昴と畢の童子、玉匣、三百余歳後のふるさとまでたどります。御伽草子以後の竜宮城と乙姫の話とも切り替えて見比べ、宇良神社(浦嶋神社)は外からの位置だけを示します。

見どころ(11場面)

  1. 筒川
  2. 三日三夜
  3. 亀比売
  4. 蓬山へ
  5. 常世の島
  6. 昴と畢
  7. 三年
  8. 玉匣
  9. 三百余歳
  10. 開けた匣
  11. 宇良神社

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない確か説・推定わかっていない

物語の中のことと、本や神社など現実のことを別の印で分けています。原文は「蓬山」「三百余歳」などの短い語句だけにし、現代の注釈書や現代語訳は引いていません。宮・門・楼の形と箱は模式です。この絵では人の姿を描かず、海と宮だけにしています。社殿の中・宝物・神事は描きません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

常世/竜宮城の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 『丹後国風土記』逸文(『釈日本紀』所引)・『日本書紀』雄略22年・『万葉集』巻9
  • 名島潤慈(山口学芸研究、2024年)・真貝寿明(天文文化研究会、2023年)
  • 国立国会図書館「本の万華鏡」第36回「御伽草子の世界」
  • 京都府教育委員会『文化財保護』・伊根町観光協会「浦嶋神社」
BUDDHAS OF BAMIYAN · BAMIYAN VALLEY

バーミヤンの大仏ツアー

舞台 600年ごろ(彩色の推定)/いま(空の龕)場所 アフガニスタン バーミヤン州 バーミヤン谷座標 約34.83°N 67.82°E(西大仏の龕)
見直し済み
イメージ · 600年ごろ(彩色の推定・仏の姿は簡単な形だけ)
時代

この作品について

アフガニスタン中央部、バーミヤン谷の崖に彫られた高さ約55mと約38mの二体の立像を、土の衣と彩色、630年ごろに玄奘が見た谷、約750の石窟と油彩の壁画、失われていた顔から、2001年3月に空になった龕、破片を守る保存の仕事、2021年の光の投影までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 6〜7世紀
  3. 西大仏
  4. 造りと色
  5. 630年ごろ
  6. 石窟
  7. 油の絵
  8. 顔
  9. 2001年
  10. 保存
  11. いま/謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

仏教の人々にとっての信仰の場であり、アフガニスタンの人々の遺産として扱います。仏の姿は龕の中の簡単な形だけにし、顔は描きません。破壊は資料にある事実だけを伝え、爆発の様子は描かず、像のある姿と空の龕を切り替えて示します。彩色・僧院・石窟の並びは推定の模式で、壁画は写さず自分で描いた模様です。人の姿は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

600年ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 208(バーミヤン渓谷の文化的景観と考古遺跡)・2024年の保全状況報告
  • M. 長岡 編『The Future of the Bamiyan Buddha Statues』(Springer/UNESCO、2020年)
  • ESRF(2008年)・Cotte ほかの油彩の分析(2008年)・東京文化財研究所の報告
  • 玄奘『大唐西域記』(英訳)・京都大学 KAAMA の位置情報
HEIJO PALACE · NARA

平城宮ツアー

舞台 710〜784年場所 奈良市佐紀町座標 34.6919°N 135.7960°E
見直し済み
イメージ · 奈良時代の平城宮(推定復元)
時代

この作品について

奈良時代の都の中心を、第一次大極殿と朝堂院を軸にたどります。推定の姿と、復元建物が原っぱに立つ「いま」を切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 朱雀門
  3. 朝堂院
  4. 大極門
  5. 第一次大極殿
  6. 高御座
  7. 東区
  8. 東院庭園
  9. 木簡
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

復元建物のほかは、建物の形や色を推定で描いています。いまの姿の電車は模式です。

出典の突き合わせ(見直し)は未了

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

奈良時代/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 国営平城宮跡歴史公園
  • 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館
  • 文化庁 国指定文化財等データベース
  • UNESCO
TIKAL · PETÉN

ティカルツアー

舞台 600〜850年ごろ(最盛期)/いま場所 グアテマラ ペテン県 ティカル国立公園座標 17.222°N 89.623°W
見直し済み
イメージ · 最盛期の都(750年頃・推定復元)
時代

この作品について

古典期マヤの大きな都ティカル(ヤシュ・ムタル)を、大広場で向き合う神殿Iと神殿II、千年かけて建て重ねた北のアクロポリス、森より高い神殿IV、堤道と貯水池、378年の到来とカラクムルとの争い、LiDAR が見せた森の下の広がりまでたどります。マヤの人々は、いまもこの土地で暮らしています。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. いまも続く人々
  3. 大広場
  4. 北のアクロポリス
  5. 神殿IV
  6. 道と水
  7. 378年
  8. カラクムル
  9. LiDAR
  10. 静かになった都
  11. いま

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

神殿の高さは資料の数字に合わせ、神殿どうしの距離、堤道・貯水池の位置、家並み、森の高さは模式です。神殿の色の配分は推定です。石碑と碑文の文字は写さず、いけにえや埋葬の場面、人の姿は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

最盛期/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 64(ティカル国立公園)・グアテマラ文化スポーツ省の発表
  • W. R. Coe(ペンシルベニア大学博物館 Expedition 誌、1965年)
  • M. A. Canuto ほか(Science、2018年)・PACUNAM の LiDAR 計画
  • D. Stuart「The Arrival of Strangers」・S. Martin(PARI Journal、2005年)
TANG CHANG'AN · XI'AN

唐の長安城ツアー

舞台 750年ごろ(唐の長安)/いま(西安)場所 中国 陝西省 西安市座標 34.25°N 108.94°E(朱雀門の跡あたり)
見直し済み
イメージ · 750年ごろ(唐の長安・坊と家並みは推定の模式)
時代

この作品について

隋の大興城として582年に造営が始まり、唐の都として栄えた長安城を、東西約9.7km・南北約8.7kmの碁盤の目、朱雀大街、宮城と皇城、壁で囲まれた東西の市、北東の高台の大明宮、大雁塔、同じ縮尺で重ねた平城京・平安京から、904年の都の終わりと、明の城壁と公園が残るいまの西安までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 碁盤の目
  3. 朱雀大街
  4. 宮城と皇城
  5. 東市と西市
  6. 大明宮
  7. 大雁塔
  8. 遣唐使と日本の都
  9. 904年
  10. いまの西安
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

外郭・宮城・皇城の寸法は発掘の実測値に合わせ、朱雀大街の幅のように資料で揺れる数字は揺れごと示します。750年ごろの表示では、時期の違う建物(含元殿、7層の大雁塔など)を同時に並べています。坊・家並み・建物の上部は推定の模式で、博物館の復元模型や写真は写していません。平城宮の中身は別の作品に任せ、人の姿と顔は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

750年ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 世界遺産センター 1442(シルクロード:長安-天山回廊の交易路網)
  • 韓建華「隋唐長安城最新考古発掘及其意義」(2024年)・于夢佳(2013年)
  • 大明宮国家遺址公園 公式サイト・奈良文化財研究所の報告とパンフレット
  • ブリタニカ百科事典「Chinese architecture」・司馬光『資治通鑑』巻200・巻264
TODAI-JI · 8TH-CENTURY PRECINCT

東大寺 創建時の伽藍ツアー

舞台 8世紀(752年 開眼供養)場所 奈良市雑司町座標 34.689°N 135.840°E
イメージ · 創建時(8世紀の推定復元)
時代

この作品について

いまより横に広かった創建時の大仏殿(正面11間)と東西の七重塔を、江戸時代に再建されたいまの大仏殿や塔の跡と切り替えて見比べ、塔の高さの謎に迫ります。

見どころ(11場面)

  1. 平城京の東、若草山のふもと
  2. 南大門
  3. 中門と回廊
  4. 創建時の大仏殿
  5. 大仏
  6. 東塔
  7. 西塔
  8. 講堂と僧房
  9. 焼失と再建
  10. いまの大仏殿
  11. 謎:塔は68mか100mか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

配置と寸法は史料、発掘、公式資料にもとづきます。色や細部、塔の形は推定で、奈文研の2024年案をもとにした模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

創建時/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 東大寺 公式サイト
  • 奈良文化財研究所紀要2016「東大寺東塔院跡の調査」
  • 奈良文化財研究所「東大寺東塔の復元研究」2024
ROUND CITY OF BAGHDAD

バグダッドの円城ツアー

舞台 762〜766年場所 バグダッド(イラク)座標 約33.35°N 44.34°E(推定)
イメージ · 円城ができた頃(推定復元)
時代

この作品について

カリフ・マンスールがティグリス川のほとりに築いた円い都を、年代記と研究者の復元図をもとに巡ります。何も残っていない現代の街と切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. ティグリス川のほとり
  2. 真上から見る円
  3. 城壁と堀
  4. 四つの門
  5. アーケード
  6. 市場の移転
  7. 中央の広場
  8. 緑のドーム
  9. 大モスク
  10. 円城が消えていくまで
  11. 謎:円はどこに、どれほどの大きさで

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

直径は約2〜2.7kmと諸説あります。配置、色、家並みは推定や模式です。いまの街に描いた点線の円は、位置の目安です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

円城/いまの街の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Britannica
  • Archnet
  • Al-Ali & Al-Ali 2016(IRAQ 78)
  • Oleschuk 2023
CAHOKIA · MISSISSIPPI RIVER

カホキアツアー

舞台 1050〜1200年ごろ(最盛期)場所 アメリカ合衆国 イリノイ州コリンズビル座標 38.66°N 90.06°W
見直し済み
イメージ · 最盛期の都(1100年頃・推定復元)
時代

この作品について

1100年ごろ、メキシコより北で最大の集落だったミシシッピ文化の都を、モンクス・マウンドと大広場、ウッドヘンジ、柵、人口の推計までたどります。いまは草におおわれた盛り土と、遺跡を横切る州間道路、まわりの住宅地が残る州立史跡です。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 祖先の場所
  3. 1050年
  4. モンクス・マウンド
  5. 大広場
  6. 盛り土の都
  7. ウッドヘンジ
  8. 柵
  9. 人口
  10. 静かになった都
  11. いま/謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

盛り土の位置と数、柵の線、家並みは実測図ではなく模式です。モンクス・マウンドと大広場、ウッドヘンジの大きさは資料の数字に合わせています。いまも続く部族の祖先の場所として、埋葬と聖なる図像は扱わず、人の姿も描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

最盛期/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 198(カホキア・マウンズ州立史跡)
  • カホキア・マウンズ州立史跡 公式サイト
  • G. Hodges「America's Forgotten City」(ナショナル ジオグラフィック誌、2011年)
  • Benson・Pauketat・Cook(American Antiquity、2009年)
NAN MADOL · POHNPEI

ナン・マドールツアー

舞台 13〜16世紀ごろ(説)場所 ミクロネシア連邦 ポンペイ島座標 6.842°N 158.332°E
見直し済み
イメージ · 最盛期(13〜16世紀ごろの推定復元)
表示

この作品について

ミクロネシア・ポンペイ島の南東岸、サンゴ礁の上に玄武岩の柱を井桁に積んで築かれた約100の人工の島々を、最盛期の推定復元と、マングローブに覆われたいまの遺跡で見比べます。地元に伝わる話は「伝承」の印で示し、研究でわかったことと分けています。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 人工の島々
  3. 柱の積み方
  4. ナンダウワス
  5. 運河と潮
  6. 二つの区域
  7. シャウテレウル朝
  8. 石をどう運んだか
  9. イショケレケル
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない伝承

島の配置は実測図ではなく、資料にある数と広さに合わせた模式です。草ぶきの建物、舟、植物の茂り方は推定です。人の姿と王は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

最盛期/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 1503
  • McCoy ほか 2016(Quaternary Research)
  • 米国国立公園局「Nan Madol」
  • Smithsonian Magazine
NOTRE-DAME DE PARIS · THE FOREST

ノートルダム大聖堂の屋根組みツアー

舞台 13世紀〜2024年場所 パリ・シテ島(フランス)座標 48.8530°N 2.3499°E
イメージ · 火災前の「森」
時代

この作品について

13世紀に組まれた屋根裏の「森」を歩き、2019年の火災、焼け跡の科学調査、元の姿どおりの再建、2024年12月の再開までを、火災前と再建後の切替でたどります。

見どころ(11場面)

  1. シテ島
  2. 屋根裏の「森」
  3. 13世紀の木組み
  4. オークは何本?
  5. 鉛の屋根
  6. 尖塔
  7. 2019年4月15日
  8. 火災のあと
  9. 調べてわかったこと
  10. 元の姿どおりに
  11. 尖塔の再建と再開

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

木組みの本数や細部、炎と煙は模式です。出火原因はわかっていません。人の姿は描きません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

火災前/再建後の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • フランス文化省
  • Rebâtir Notre-Dame de Paris
  • CNRS 2023
  • AP・AFP
IZUMO TAISHA · ANCIENT MAIN HALL

出雲大社 古代本殿ツアー

舞台 1248年の本殿場所 島根県出雲市座標 35.402°N 132.685°E
イメージ · 古代本殿(48m説の復元)
本殿

この作品について

高さ16丈(約48m)と伝わる出雲大社の古代本殿を、3本束ねの柱と長さ約109mの引橋とともに3Dでよみがえらせます。2000年に出土した宇豆柱や金輪御造営差図をたどり、1744年に建てられたいまの本殿と切り替えて比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 雲太、和二、京三
  3. 引橋
  4. 本殿の外観
  5. 宇豆柱
  6. 金輪御造営差図
  7. 大社造の内部
  8. 眺め
  9. 倒壊の記録
  10. いまの本殿
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

柱の太さと配置、引橋の長さは発掘と差図に基づきます。高さ48m、形や色、内部は推定です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

古代/いまの本殿の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 島根県立古代出雲歴史博物館
  • 島根県「出雲大社境内遺跡」
  • 観光庁 多言語解説文データベース
  • 大林組『季刊大林』No.27
DANTE'S INFERNO · STORY LAYER

ダンテの地獄ツアー

層 物語と仮想の層 · 物語の部屋本文 『神曲』地獄篇 全34歌(一部『煉獄篇』)場所 物語の中(原文の置き場所:エルサレムの地下・解釈)
見直し済み
イメージ · 原文の記述(地獄篇の本文・段の寸法は模式)
見せ方

この作品について

『神曲』地獄篇に書かれた暗い森、門、アケロン、リンボの城、九つの圏、ディースの鉄の城壁、マレボルジェの10の濠と岩の橋、凍ったコキュートスまでを、建物と地形だけでたどります。マネッティの読みをもとにガリレオが1588年の講義で示した、地球の中心を頂点とする円錐の地獄とも切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 門
  3. アケロン
  4. リンボ
  5. 九つの圏
  6. ディース
  7. マレボルジェ
  8. コキュートス
  9. 中心
  10. 対蹠地
  11. 地獄を測る

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない確か説・推定わかっていない

物語の中のことは「原文にそう書いてある/解釈/描かれていない」、本や講義など現実のことは「確か/説・推定/わかっていない」で示します。宗教を背景にした文学として、罰や苦しみの場面と人の姿は描かず、段・川・壁・橋・氷だけを模式で形にしています。現代の日本語訳は引いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

原文の記述/ガリレオの計測の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • イタリア語原文(Princeton Dante Project・Digital Dante)
  • H. W. ロングフェロー英訳『地獄篇』(1867年、パブリックドメイン)
  • ガリレオ・ガリレイ「ダンテの地獄の形・場所・大きさについての2つの講義」(1588年)
  • ガリレオ博物館「Galileo e Dante」・M. A. Peterson(American Journal of Physics、2002年)
GREAT ZIMBABWE

グレート・ジンバブエツアー

舞台 11〜15世紀(最盛期は14世紀ごろ)場所 マシンゴ州(ジンバブエ)座標 20.2675°S 30.9338°E
見直し済み
イメージ · 最盛期(14世紀ごろの推定復元)
時代

この作品について

花崗岩をモルタルなしで積んだ石の都を巡ります。大囲壁と円錐形の塔、凍石の鳥、インド洋交易、そして植民地時代の誤った説までをたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 丘の遺跡
  3. 鳥の像
  4. 谷の遺跡
  5. 大囲壁
  6. 石の積み方
  7. 円錐形の塔
  8. 交易
  9. 謎:なぜ都を離れたのか
  10. 植民地時代の誤った説
  11. いまの遺跡

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

建物の配置は模式で、最盛期の家並みは推定です。

出典の突き合わせ(見直し)は未了

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

最盛期/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 364
  • メトロポリタン美術館 Heilbrunn Timeline
  • Britannica
LELUH · KOSRAE

レラ遺跡ツアー

舞台 1400年ごろ(推定復元)/いま場所 ミクロネシア連邦 コスラエ州 レラ島座標 5.33°N 163.03°E
見直し済み
イメージ · 最盛期(1400年頃・推定復元)
時代

この作品について

コスラエ島の港の中の小さなレラ島に、礁を埋め立てて築かれた支配者と首長たちの町を、柱状玄武岩の壁、運河、墓所の区画、石の道のり、ナン・マドールとのつながり、捕鯨と宣教の時代までたどります。いまは森に覆われ、町の中で崩れつつあります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 埋め立ての町
  3. 玄武岩の壁
  4. 運河
  5. 支配者の町
  6. 墓所の区画
  7. 石の道のり
  8. ナン・マドール
  9. 捕鯨と宣教
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない伝承

区画の配置は実測図ではなく、資料の広さと区画の数に合わせた模式です。言い伝えには「伝承」の印を付けています。王の墓所は区画が「あった」ことだけを示し、墓の中や埋葬の様子、人の顔は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

最盛期/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Cordy「The Leluh Royal Tombs」Micronesica(2022年)
  • Richards ほか「New precise dates…」Science Advances(2015年)
  • 米国国立公園局 国家歴史登録財「Leluh Ruins」
  • Australian Museum「Corals of Kosrae – The Lelu Ruins」
CHAN CHAN · TRUJILLO

チャン・チャンツアー

舞台 1400年ごろ(最盛期)/いま場所 ペルー ラ・リベルタ州トルヒーヨ座標 8.11°S 79.07°W
見直し済み
イメージ · 最盛期の都(1400年頃・推定復元)
時代

この作品について

チムー王国の都を、高い土の壁で囲まれた王の大囲い、二重の壁のあいだの通路、波・鳥・魚の浮き彫り、U字の部屋アウディエンシア、掘り下げた畑ワチャケ、谷をこえる運河から、インカの征服とスペインの到来までたどります。いまは雨と風で壁が溶け、保護の屋根の下で守られています。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 850〜1470年
  3. 大囲い
  4. 壁
  5. 浮き彫り
  6. アウディエンシア
  7. ワチャケ
  8. 運河
  9. 征服
  10. 雨
  11. いま/謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

大囲いの数と並び、部屋の配置、家並みは実測図ではなく模式です。壁の高さ(約9m)と中心部の広さ(約6km²)は資料の数字に合わせています。浮き彫りは修復された実物を写さず自分で描いた模様で、埋葬と遺骨は扱わず、人の姿も描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

最盛期/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 366(チャン・チャン遺跡地帯)・ICOMOS 評価書(1986年)
  • ペルー文化省 遺跡博物館・アンディーナ通信(文化省の報告)
  • K. C. Day「Ciudadelas」(1982年)・A. L. Kolata(1990年)
  • ゲッティ保存研究所「Education on Earthen Architecture」
TENOCHTITLAN · LAKE TEXCOCO

テノチティトランツアー

舞台 1519年ごろ場所 メキシコシティ中心部の地下座標 19.435°N 99.131°W
見直し済み
イメージ · 1519年ごろの都(推定復元)
時代

この作品について

テスココ湖の島に築かれたメシカ(アステカ)の都を、堤道と水道、チナンパの畑、聖域のテンプロ・マヨールまでたどります。湖が干上がり、いまはメキシコシティの地下に眠る遺跡と、1978年に始まった再発見を、1519年ごろの推定復元と切り替えて見比べます。

見どころ

  1. 序
  2. 建都の伝承
  3. 堤道と水道
  4. チナンパ
  5. テンプロ・マヨール
  6. 建て増し
  7. 人口
  8. 1519〜1521年
  9. 湖が消えた
  10. 1978年の再発見
  11. いま

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

都の配置と建物の形は推定の模式です。征服の歴史は事実として短く伝え、人の姿や戦いの場面は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1519年ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)
  • テンプロ・マヨール博物館
  • UNESCO 412
  • Encyclopaedia Britannica
THE TOWER OF BABEL · BRUEGEL

バベルの塔 古代と現代

原画 1568年頃所蔵 ボイマンス美術館形式 比較画像10枚
古代風現代風 イメージ · 境目をドラッグ

この作品について

ブリューゲル《バベルの塔》を、東京藝大のデジタル文化遺産プロジェクトを手本に再現します。原画に描かれていない裏側や内部まで作り、古代風と現代風を切り替えて見比べられます。動画は古代風で、ナレーションはまず読み上げ音声で作ります。

見どころ(10場面)

  1. 原画の視点から
  2. 塔の全景
  3. 描かれていない裏側
  4. 下層のアーチ
  5. らせんの道
  6. 内部の回廊
  7. 中心の空洞
  8. 職人たちの住まい
  9. 頂上
  10. 観測台

事実と創作の区別

A 描写B 推定C 空想仮説

原画に描かれている所、描写から推定した所、空想で補った所を見分けられるようにしています。

制作工程

  1. 計画・根拠台帳
  2. 場面構成
  3. 比較画像
  4. 動画化

試作でできること

古代/現代の切替境目スライダー

主な参考資料

  • ブリューゲル《バベルの塔》ボイマンス版・ウィーン版
  • 東京藝大の再現(ITmedia 2017)
  • Pietropaolo の断面研究
  • 創世記11章
AZUCHI CASTLE KEEP · ODA NOBUNAGA

安土城天主ツアー

舞台 1579〜1582年場所 近江八幡市安土町座標 35.155°N 136.139°E
イメージ · 内藤昌 案
復元案

この作品について

完成から3年で焼けた織田信長の天主を、地階の石蔵から金の最上階まで歩きます。各階の部屋と絵の題材は『信長公記』の記録に沿い、内部の形は研究者の2つの復元案を切り替えて見比べます。絵柄の細部は推定と明示しています。

見どころ(11場面)

  1. 湖に浮かぶ安土山
  2. 大手道
  3. 天主台と礎石
  4. 七重の外観
  5. 地階・吹き抜けはあったか
  6. 墨絵の梅の座敷
  7. 花鳥と龍虎
  8. 絵のない階
  9. 八角の間
  10. 金の間
  11. 3年で消えた城

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

史料は「七重」と記し、外観を五重とするのは復元案の読み方です。中央の穴は宝塔の跡か大柱の跡か決着しておらず、焼失の原因もわかっていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

ガイド/自由に歩く内藤案/宮上案の切替確かさ表示出典録画モード

主な参考資料

  • 太田牛一『信長公記』「安土山御天主の次第」
  • 滋賀県の公開資料(安土城天主の復元研究)
  • 滋賀県「特別史跡安土城跡 令和の大調査」
  • ルイス・フロイス『日本史』
JAMES FORT · JAMESTOWN ISLAND

ジェームズタウン砦ツアー

舞台 1607〜1619年/いま場所 アメリカ合衆国 バージニア州 ジェームズタウン島座標 約37.209°N 76.777°W
見直し済み
イメージ · 1608年ごろ(三角の砦・建物と船は推定の模式)
時代

この作品について

1607年、ポウハタンを長とする国ツェナコモコの土地、ジェームズ川の島にイギリスから来た人々が建てた三角の砦を、川上のパスパヘイの町、3隻の船と上陸、柵の中の倉庫と教会、飢えの時、たばこ、1619年の議会と連れてこられたアフリカの人々から、川に消えたと思われていた砦が1994年からの発掘で見つかったいままでたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. ツェナコモコ
  3. パスパヘイ
  4. 上陸
  5. 三角の砦
  6. 柵の中
  7. 飢えの時
  8. たばこ
  9. 1619年
  10. 消えた砦
  11. いま/続く人々

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

ツェナコモコとその人々を「背景」ではなく同じ重さの歴史として扱い、いまも続く部族の名を記します。砦の三辺の長さは資料に合わせ、建物・船・町・畑・岸の線は模式です。飢えの時はむごい描写をせず、1619年の人々の身分は「わかっていない」とします。博物館の復元や写真は写さず、人の姿・顔、遺骨や埋葬は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1608年ごろ/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 米国国立公園局 Historic Jamestowne「A Short History of Jamestown」・「Arrival of the First Africans in 1619」
  • Historic Jamestowne(Jamestown Rediscovery / Preservation Virginia)「Finding the Walls of the Fort」ほか
  • Encyclopedia Virginia「Tsenacomoco」・「The Starving Time」・「Pamunkey Tribe」
  • The Virginian-Pilot・The Christian Science Monitor(1996年9月13日)
VASA · STOCKHOLM

ヴァーサ号ツアー

舞台 1628年8月10日(出航の日)/いま場所 スウェーデン ストックホルム ユールゴーデン島(ヴァーサ博物館)座標 59.328°N 18.091°E(ヴァーサ博物館)
見直し済み
イメージ · 1628年(出航の日・船体の曲線と彫刻は模式)
時代

この作品について

1628年8月10日、ストックホルムの港を出て約1,300mで沈んだスウェーデン王の戦艦ヴァーサ号を、建造と彫刻、揺れの試し、出航の日、失われた命と査問、潜水鐘での引き揚げ、1961年の引き揚げ、PEGによる17年の保存から、酸とゆがみに傷みつつある木を新しい鋼の受け台で支えるいまの博物館までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 王の船
  3. 彫刻
  4. 出航の前
  5. 1628年8月10日
  6. 失われた命
  7. 査問
  8. 潜水鐘
  9. 発見と引き揚げ
  10. 保存
  11. いま/謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

約30人(資料により30〜50人)が亡くなった出来事として、沈む様子は遠くから静かに見せ、遺骨(少なくとも17人分)は描きません。船の長さ・高さ・甲板と大砲の数は資料に合わせ、船体の曲線・彫刻・港の地形・館内の作りは模式です。博物館の写真や実物の彫刻は写さず、彫刻は幾何学的な枠にしました。人の姿と顔は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1628年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • ヴァーサ博物館「Timeline」・「The disaster」・「The inquest」・FAQ
  • ヴァーサ博物館「Preservation timeline」・「Support Vasa」(27個の鋼の受け台)
  • M. Sandström ほか(Nature 415、2002年)・G. Almkvist・I. Persson(Holzforschung 62、2008年)
  • ブリタニカ百科事典「Vasa (warship)」・「Anders Franzén」
EDO CASTLE KEEP · KAN'EI ERA

江戸城天守ツアー

舞台 1638年(寛永度天守)場所 東京都千代田区座標 35.6884°N 139.7545°E
イメージ · 寛永度天守(1638年の推定復元)
時代

この作品について

三度建てられ、1657年の明暦の大火で焼けたまま二度と建たなかった天守を、図面にもとづく推定復元で巡ります。いまの天守台、江戸始図、正徳の再建計画まで見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 三度の天守
  3. 江戸始図
  4. 天守台と高さ
  5. 黒い外観
  6. 天守の中
  7. 明暦の大火
  8. 天守台の築き直し
  9. 天守のない城
  10. いまの天守台
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

高さ(天守台を含めて約58.6m、64mとする資料もあります)や外観の仕上げは説や推定です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

天守/いまの天守台の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 国立公文書館『北の丸』52号
  • 東京都教育庁「江戸城」
  • 千代田区観光協会
  • 都立中央図書館「甲良家伝来資料」
SHURI CASTLE · SEIDEN

首里城正殿ツアー

舞台 1712年の正殿(1992年・令和の復元)場所 沖縄県那覇市座標 26.2170°N 127.7195°E
イメージ · 1992年に復元された正殿(2019年の火災前)
時代

この作品について

琉球王国の王城の正殿を、王国の時代の焼失と1712年の再建、沖縄戦、1992年の復元、2019年の火災、そして2026年11月の完成を控えた令和の復元までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 首里の丘の王城
  2. 城門
  3. 御庭
  4. 正殿
  5. 大龍柱
  6. 御差床
  7. 焼失と再建
  8. 沖縄戦:1945年
  9. 復元と火災
  10. 令和の復元
  11. 謎:大龍柱はどちらを向く

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

寸法、彩色、堂内は模式です。沖縄戦の場面では人や炎を描きません。いまの姿の覆い屋とクレーンは模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1992年の復元/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 内閣府 沖縄総合事務局
  • 沖縄県「首里城復興基本方針」
  • 消防庁
  • UNESCO 972
DEJIMA · NAGASAKI

出島ツアー

舞台 1636〜1859年(復元は19世紀初めの姿)場所 長崎市出島町座標 32.7437°N 129.8728°E
イメージ · オランダ商館の頃(19世紀初めの推定復元)
時代

この作品について

長崎の港に築かれた扇形の人工島を、オランダ商館があった19世紀初めの推定復元と、埋め立てで陸になったいまの街や復元事業で見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 港に浮かぶ扇
  2. 平戸から出島へ
  3. 出島橋と表門
  4. 水門と蔵
  5. カピタン部屋
  6. 江戸参府
  7. 学者たち
  8. 川原慶賀の絵
  9. 開国と埋め立て
  10. いまの出島
  11. 謎:なぜ扇の形なのか

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

建物の配置は19世紀初めの絵図と復元事業をもとにした模式です。船や旗の細部は推定です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

商館の頃/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 出島公式サイト
  • 長崎市「甦る出島」
  • 国立国会図書館「江戸時代の日蘭交流」
  • 土木学会
PINK AND WHITE TERRACES · LAKE ROTOMAHANA

ピンク&ホワイト・テラスツアー

舞台 1885年(噴火前)/いま場所 ニュージーランド北島 ロトマハナ湖座標 38.26°S 176.43°E
見直し済み
イメージ · 1885年(噴火前・推定復元)
時代

この作品について

ロトマハナ湖の岸にあったシリカの段、白テラス(テ・タラタ)とピンクテラス(テ・オトゥカプアランギ)を、しくみと訪れた人、1886年の噴火、埋もれたテ・ワイロア村までたどります。テラスが湖底に残るかどうかは研究者の意見が分かれており、二つの説を同じ扱いで並べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 白テラス
  3. ピンクテラス
  4. しくみ
  5. 訪れた人
  6. 噴火
  7. テ・ワイロア
  8. 湖
  9. 研究
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

地形と湖の形、段の位置は模式で、正確な位置は議論中です。彫刻やモコ(入れ墨の文様)は写さず、人の顔も描いていません。噴火で亡くなった方々のことは、事実だけを誇張せずに伝えます。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1885年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • NZHistory(ニュージーランド文化遺産省)「Eruption of Mt Tarawera」
  • GNSサイエンス(2018年の発表)
  • 埋もれた村 博物館(Buried Village of Te Wairoa)
  • Bunn・Nolden(2017年)と de Ronde ほか(2018年)の論文
TERRA NOVA HUT · THE COMMONS

テラノバ小屋ツアー

層 共有地の層 · 南極・深海・宇宙舞台 1911年(建設・越冬)〜いま場所 南極・ロス島エバンス岬(77.636°S 166.418°E)
見直し済み
イメージ · 1911年(越冬中の小屋)
時代

この作品について

1911年1月に建てられたスコット隊の越冬小屋を、士官のワードルーム、「テネメント」の寝台、ポンティングの暗室、実験室と台所、北側の厩舎から、南極点への旅、1915〜17年のロス海支隊、南極遺産トラストの保存までたどります。いまは許可がなければ入れない南極特別保護地区です。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 建てる
  3. ワードルーム
  4. テネメント
  5. 暗室
  6. 実験室と台所
  7. 厩舎
  8. 南極点へ
  9. ロス海支隊
  10. 保存
  11. 訪ねる

事実と創作の区別

確か計画(公表済み)構想想像

過去といまは「確か」、保存管理計画など公表された予定は「計画(公表済み)」、資料にない部分は「想像」です。岬・小屋・部屋はすべて自分で描いた模式で、写真の構図もまねていません。この絵では人も動物も描かず、マークや旗も描いていません。亡くなった人たちのことは事実だけを短く伝えます。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1911年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 南極遺産トラスト「Scott's Terra Nova Hut」・保存管理計画の要約(2026年)
  • 南極条約協議国会議 措置11(2015年)ASPA 155 エバンス岬 管理計画
  • スコット極地研究所(SPRI)「Scott's final letters home」
  • 王立グリニッジ博物館群「The race to the South Pole」
RMS TITANIC · APRIL 1912

タイタニック号ツアー

舞台 1912年4月場所 北大西洋座標 41.73°N 49.95°W
イメージ · 1912年の船内
時代

この作品について

1912年の記録をもとに、1等の大階段、ラウンジ、特別室、トルコ風呂、無線室をめぐります。衝突の夜を経て、水深約3,800mの海底に2つに割れて眠るいまの船体へ向かいます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 外観:4本の煙突
  3. 大階段
  4. ラウンジ
  5. 特別室
  6. トルコ風呂
  7. ボートデッキ
  8. 無線室
  9. 4月14日の夜
  10. 海底
  11. 謎(なぜ早く沈んだのか)

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

部屋の配置は模式で、内装の色や家具は推定です。人の姿は描かず、映画は参照していません。亡くなった人は調査によって1,490〜1,517人とされています。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1912年/海底の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 英国難破船委員の調査報告書(1912年)
  • 米国上院の調査報告(1912年)
  • 『ザ・シップビルダー』1911年(Encyclopedia Titanica)
  • ウッズホール海洋研究所 1985年の発見記録
SYOWA STATION · THE COMMONS

昭和基地ツアー

層 共有地の層 · 南極・深海・宇宙舞台 1957年(開設)〜いま場所 南極・東オングル島(69.0°S 39.58°E)
見直し済み
イメージ · 1957年 開設当時(4棟の小屋と宗谷)
時代

この作品について

1957年1月、東オングル島に開かれた日本で最初の南極の基地を、宗谷の航海と上陸、4棟の小屋、11人の越冬、犬ぞりから、国際地球観測年と南極条約までたどります。行けるのは観測隊員など限られた人だけの場所で、いまの基地と公表された計画とも見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 宗谷
  3. 上陸
  4. 4棟の小屋
  5. 越冬
  6. 犬ぞり
  7. 国際地球観測年
  8. 南極条約
  9. いま
  10. これから
  11. 残るもの

事実と創作の区別

確か計画(公表済み)構想想像

過去といまは「確か」、国が公表した予定は「計画(公表済み)」、それ以外の案は「構想」、どこにも発表されていない部分は「想像」です。島・小屋・船は自分で描いた模式で、人はシルエットだけ、マークや国旗は描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1957年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 国立極地研究所 南極観測「日本の観測基地」「設営:建築」
  • 国立極地研究所 南極・北極科学館 企画展資料(2020年)
  • 南極条約事務局(ATS)南極条約
  • 船の科学館(初代南極観測船「宗谷」)
HASHIMA · GUNKANJIMA

軍艦島ツアー

舞台 1960年代(最盛期)場所 長崎市端島座標 32.627°N 129.738°E
イメージ · 暮らしがあった頃(1960年代)
時代

この作品について

最盛期に約5,300人が暮らした炭坑の島を3DCGで巡ります。明かりと洗濯物のあふれる1960年代と、崩れていくいまの廃墟を、同じ視点のまま切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 海に浮かぶ軍艦
  2. 海の底の石炭
  3. 岩礁が島になるまで
  4. 30号棟
  5. 65号棟
  6. 路地と階段
  7. 屋上の畑
  8. 学校と病院
  9. 戦時の歴史
  10. 閉山
  11. いま:崩れていく島

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

島の形と建物の配置は模式です。戦時の動員の歴史は1場面で扱い、事実と日本政府の表明、日韓で見方が分かれていることだけを中立に示します。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1960年代/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 長崎市公式観光サイト 軍艦島特集
  • ユネスコ世界遺産委員会の決議(2015年・2021年)
  • 外務省 2015年7月の日本代表団発言
  • 内閣官房 産業遺産情報センター
AHU TONGARIKI · RAPA NUI

アフ・トンガリキツアー

舞台 15世紀ごろ〜1960年/いま場所 チリ領 ラパ・ヌイ(イースター島)南東岸座標 27.126°S 109.277°W
見直し済み
イメージ · いま(1990年代に再建された15体)
時代

この作品について

ラパ・ヌイの南東の海辺にある、島でいちばん大きなアフ(祭祀の台座)と15体のモアイを、ラノ・ララクの石切り場、倒された像、1960年5月22日の津波、日本とチリの協力による1990年代の再建までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. アフ
  3. 15体のモアイ
  4. ラノ・ララク
  5. 二つの時期
  6. 倒された像
  7. 1960年5月22日
  8. 再建
  9. 守り続ける
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

モアイは祖先を表す像として、表情や動きを付けず、石の像のまま見せます。像の形と並び、散らばり方は資料の数字に合わせた模式です。人の姿は描かず、クレーンも社名や塗装を写さない模式です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

いま/津波のあとの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • UNESCO 715(ラパ・ヌイ国立公園)
  • 奈良国立文化財研究所『年報』1993「アフ・トンガリキ遺跡の調査」
  • タダノ ニュースリリース 2024年(モアイ修復の経緯)
  • Imagina Rapa Nui「Ahu Tongariki」
TRIESTE · THE COMMONS

トリエステ号ツアー

層 共有地の層 · 南極・深海・宇宙舞台 1960年1月23日/2012年以降の潜航場所 マリアナ海溝・チャレンジャー海淵(11.33°N 142.20°E)
見直し済み
イメージ · 1960年 トリエステ号(バチスカーフ)
時代

この作品について

1960年1月23日、ガソリンの浮きと鉄の粒のおもりで潜ったバチスカーフ「トリエステ号」を、外径2.16mの球、4時間47分の下り、窓のひび、約10,916mの海底と泥の雲から、2012年以降の潜航、測り方で動く深さの数字、国連海洋法条約のもとで深い海をだれが治めるのかまでたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. しくみ
  3. 球の中
  4. 潜る
  5. ひび
  6. 海底
  7. 泥の雲
  8. 測る
  9. あとに続く
  10. だれの海か
  11. 浮上

事実と創作の区別

確か計画(公表済み)構想想像

過去といまは「確か」、国際海底機構が審議中の採掘の規則など公表された予定は「計画(公表済み)」、資料にない海底の景色は「想像」です。機体・海底・地図はすべて自分で描いた模式で、写真・記章・国旗は使っていません。この絵では人の姿を描いていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1960年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • 米海軍歴史遺産司令部 H-Gram 041-6「Trieste and the First Dive」
  • Greenaway ほか(Deep-Sea Research I、2021年)・Gardner ほか(Marine Geodesy、2014年)
  • 海洋研究開発機構(JAMSTEC)・ギネス世界記録
  • 国連海洋法条約(国連海洋法課)・国際海底機構
APOLLO 11 · TRANQUILITY BASE

アポロ11号 静かの基地ツアー

舞台 1969年7月20〜21日場所 静かの海(月面)座標 0.67°N 23.47°E(月面)
イメージ · 1969年7月20〜21日
時代

この作品について

人類が初めて降り立った月の着陸地を、1969年7月の姿と、探査機LROが見たいまの姿で切り替えながら巡ります。宇宙飛行士は描かず、足跡で動きをたどります。

見どころ(11場面)

  1. 静かの海
  2. 降下:1202警報
  3. 着陸:イーグルは舞い降りた
  4. 最初の一歩
  5. 旗とプレート
  6. 実験装置
  7. 足跡:歩いた範囲
  8. リトル・ウェスト
  9. 離陸
  10. いま:LROが見た着陸地
  11. 謎:旗と足跡はいま

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

時刻、距離、装置はNASAの記録とLROの写真にもとづきます。装置の配置は模式で、旗の色あせや足跡の残り方は説です。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1969年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • NASA Apollo 11 Mission Overview・NSSDCA
  • Apollo Lunar Surface Journal
  • LROC(アリゾナ州立大学)
  • NASA「Condition of the Apollo Flags」
ARPANET · VIRTUAL SPACE

ARPANETツアー

層 物語と仮想の層 · 仮想空間舞台 1969〜1990年(2011年に3420号室が公開)場所 UCLA ボールター・ホール3420号室、ロサンゼルス(34.069°N 118.443°W)
見直し済み
イメージ · 1969年12月(4つの拠点・模式)
姿

この作品について

1969年、UCLA・SRI・UCSB・ユタ大学の4つの計算機をつないだ網 ARPANET を、BBN の IMP という箱、8月30日に届いた箱、最初のことば「LO」、メールの始まり、海の外へのびる線、1983年1月1日の約束事の切り替えから、1990年の終わりと、2011年に公開された3420号室までたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. BBN
  3. 1969年8月30日
  4. SRI
  5. LO
  6. 4つの拠点
  7. 1971年
  8. 1972〜73年
  9. 1977年3月
  10. 1983年1月1日
  11. 1990年といま

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない

ここでは「原文」を、いまも残る文書(RFC、BBN の報告と論文、UCLA の記録帳、地図の記録)と読みかえます。網そのものには形がないため、地図・板・光る線・IMP の箱は記録にもとづく模式です。手描きの4拠点の図と記録帳の画像は写さず、ロゴ・人の顔・画面写真も使っていません。RFC の文は短い言葉だけを引いています。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1969年/1977年の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • RFC 1000・RFC 4・RFC 801(IETF)
  • BBN Report 4799「A History of the ARPANET: The First Decade」(1981年)
  • L. クラインロック「The Day the Infant Internet Uttered its First Words」(UCLA)
  • 計算機歴史博物館・Internet Society「Brief History of the Internet」
MUD1 · VIRTUAL SPACE

MUD1ツアー

層 物語と仮想の層 · 仮想空間舞台 1978〜1999年(2000年から書き直しの版)場所 エセックス大学、コルチェスター(51.877°N 0.947°E)
見直し済み
イメージ · 1978年(エセックス大学の計算機・模式)
姿

この作品について

1978年秋にエセックス大学の計算機で生まれた、最初の多人数の文字のゲーム「MUD」を、DEC-10、書き直し、The Land、夜の回線から、1987年の British Legends と2000年の書き直しの版までたどります。文字だけの世界を、浮かぶ板と北・南・東・西の道で見せます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 1978年秋
  3. DEC-10
  4. 書き直し
  5. The Land
  6. 沼と点数
  7. 夜の回線
  8. 1987年
  9. British Legends
  10. 2000年
  11. 残ったもの

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない

ここでは「原文」を、作り手の投稿やインタビュー、当時の雑誌、版ごとの記録と読みかえます。ゲームの文章は作り手の著作物なので引かず、場所の名前の単語だけを使います。板の並び、計算機と端末の箱は模式で、画面写真とロゴは使っていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1978年/1987年の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Richard Bartle「Early MUD History」(1990年)
  • Personal Computer World 1984年8月「Real, Live MUD!」
  • Richard Bartle「MUD incarnations」
  • MUSE Ltd.「Background」
HABITAT · VIRTUAL SPACE

ハビタットツアー

層 物語と仮想の層 · 仮想空間舞台 1986〜1988年(ベータ)/2017年〜(Neohabitat)場所 開発元のマリン郡 サンラファエル付近(37.97°N 122.53°W・おおよそ)
見直し済み
イメージ · 1987年(Quantum Link の町・板とピンの模式)
姿

この作品について

1986年に Commodore 64 向けの通信サービスでベータが始まった、ルーカスフィルムの仮想世界を、アバター、リージョン、ターフ、オラクル、トークン、町の決めごと、海をこえた版から、作り直したサーバーで入れるいままでたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 1985年
  3. アバター
  4. リージョン
  5. ターフ
  6. オラクル
  7. トークン
  8. 町の決めごと
  9. 海をこえる
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない

ここでは「原文」を、1990年の論文、1988年の手引き書、公開された元のソースと読みかえ、インタビューや報道だけが伝えることは「解釈」にしています。区画は無地の板、アバターは無地のピンの模式で、当時の絵柄・画面・ロゴは使っていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1987年/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Morningstar・Farmer「The Lessons of Lucasfilm's Habitat」(1990年)
  • 「The Official Avatar Handbook」(1988年)
  • Museum of Art and Digital Entertainment「habitat」(元のソース)
  • Neohabitat(作り直しのサーバーとコード)
THE FIRST WEBSITE · VIRTUAL SPACE

最初のウェブサイトツアー

層 物語と仮想の層 · 仮想空間舞台 1989〜1993年(復元は2013年)場所 CERN(46.234°N 6.053°E)
見直し済み
イメージ · 1991年の最初のサイト(記録にもとづく模式)
姿

この作品について

1989年の提案書から、NeXTの上の最初のサーバー、1991年8月6日の告知、1993年の無償公開、2013年の復元までをたどります。サイトを歩ける空間にして、ページを浮かぶ板の部屋に、リンクを光る道にしました。1990〜91年の写しは残っておらず、いま見られるのは1992年の写しです。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 1989年の提案
  3. あいまいだが
  4. NeXTの机
  5. 1990年の暮れ
  6. ラインモード
  7. 1991年8月6日
  8. 部屋の見取り図
  9. 1993年4月30日
  10. 2013年の復元
  11. 謎

事実と創作の区別

原文にそう書いてある解釈描かれていない

ここでは「原文」を、いまも残る文書とページ(提案書・投稿・保存されたページ・CERNとW3Cの記録)と読みかえます。部屋の形と道、NeXTと端末の箱は記録にもとづく模式です。画面写真・ロゴ・人物は使っていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1991年/2013年の復元の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • CERN「A short history of the Web」「The birth of the Web」
  • W3C「A Little History of the World Wide Web」
  • Tim Berners-Lee の提案書(1989・1990年)と1991年8月6日の投稿
  • info.cern.ch(2013年に復元された1992年の写し)
KOWLOON WALLED CITY

九龍城砦 夜のツアー

舞台 1993年の解体まで座標 22.33°N 114.19°E長さ 約9分
イメージ · 夜
見た目

この作品について

ピラミッドと同じ方針で、九龍城砦の外観から路地、屋上までを歩きます。写真も使える所は使い、おもちゃっぽさを避けたリアルな見た目に。看板の文字には手書き感を出します。昼と夜の版を作り、SFアニメ風の見た目にも切り替えられます。

見どころ(9場面)

  1. 序(外観)
  2. 空と高さ
  3. 砦から街へ
  4. 幅1〜2mの通り
  5. 井戸とポンプ
  6. 看板と仕事
  7. 屋上
  8. 衙門
  9. 解体と公園

事実と創作の区別

確認済幅あり要確認

夜の色合い、ネオン、SFアニメ風の加工は演出です。井戸の深さや空中の通路などは確認を続けています。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 夜の版
  4. 昼の版・動画化

試作でできること

SFアニメ風の切替加工の強さスライダー場面札シーク再生

主な参考資料

  • 香港政府 康楽及文化事務署(LCSD)
  • M+(香港の美術館)
  • 『City of Darkness』
  • South China Morning Post の図解
LAKE VOSTOK · THE COMMONS

ボストーク湖ツアー

層 共有地の層 · 南極・深海・宇宙舞台 1996年(論文で湖が示された)/2012年以降場所 東南極・ボストーク基地の下(78.464°S 106.837°E)
見直し済み
イメージ · 1996年(レーダーで見えた湖・氷床の断面は縦を強調した模式)
時代

この作品について

ボストーク基地の下、3.7〜4kmの氷に閉ざされた、知られている中でいちばん大きな氷底湖を、−89.2℃の日、レーダーで見えた湖と1996年の論文、42万年分の気候を残した氷床コア、湖の水が凍った付加氷、2012年2月5日に湖へ届いた掘削孔、湖を守る南極のルールまでたどります。人の入れない湖の、わかっていることと議論が続いていることを分けて見せます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. −89.2℃
  3. 氷の断面
  4. 見えた湖
  5. 湖の大きさ
  6. 暗い水
  7. 42万年の氷
  8. 湖の氷
  9. 届いた孔
  10. 南極のルール
  11. これから

事実と創作の区別

確か計画(公表済み)構想想像

過去といまは「確か」、運営する国や機関が公表した予定は「計画(公表済み)」、時期も方法も決まっていない次の段階は「構想」、資料にない部分は「想像」です。氷床の断面は縦を約20倍に強調した模式で、基地と地図もすべて自分で描いています。写真・マーク・国旗は使わず、人も描いていません。微生物の議論は姿を描かず、だれが何を言ったかだけを伝えます。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

1996年/2012年以降の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • Kapitsa ほか(Nature、1996年)・Petit ほか(Nature、1999年)
  • Lukin・Vasiliev(2014年)・北極南極研究所(AARI)の基地案内と発表
  • ロシアの包括的環境影響評価(CEE、2010年)・南極条約事務局
  • SCAR「氷の下の水を探る行動規範」・英国南極観測局・NSF
GEOCITIES · VIRTUAL SPACE

ジオシティーズツアー

層 物語と仮想の層 · 仮想空間舞台 1994〜2009年(日本版は2019年まで)場所 ネットの上(地図上の位置はない)
見直し済み
イメージ · 閉鎖前の街区(記録にもとづく模式)
表示

この作品について

1994年に始まり、2009年(日本版は2019年)に閉じた無料ホームページの「町」を、記録にもとづく3Dの街区とアーカイブの棚でたどります。街区と番地の仕組み、買収、閉鎖、救出の経緯を、確かさの印と出典つきで見せます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 1994年の始まり
  3. 街区と番地
  4. 家
  5. にぎわい
  6. 1999年の買収
  7. 2009年の閉鎖
  8. 救出
  9. 日本のジオシティーズ
  10. いま
  11. 謎

事実と創作の区別

確か説・推定わかっていない

街区の名前と年月・金額は出典つきの事実です。町の並び、家の形、看板やカウンター、棚の量は自作の模式です。ロゴ、実在のページ、画面写真、人物は使っていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

閉鎖前/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • CNNfn 1999年・Yahoo! の米国証券取引委員会への報告書
  • Computerworld 2009年
  • Archive Team Wiki・Internet Archive
  • ソフトバンク・ヤフー株式会社の発表
GATEWAY · LUNAR ORBIT (PLANNED)

ゲートウェイツアー

層 共有地の層 · 南極・深海・宇宙舞台 2019〜2026年(2026年3月に一時停止)場所 月の周回軌道(NRHO・計画)/計画の事務所 NASA ジョンソン宇宙センター 29.55°N 95.09°W
見直し済み
イメージ · 計画の姿(公表済み・部品の形は想像の模式)
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この作品について

アルテミス計画で月を回る宇宙ステーションとして計画され、2026年3月24日に NASA が「いまの形では一時停止」と発表したゲートウェイを、宇宙条約とアルテミス合意、細長い軌道 NRHO、PPE・HALO・I-Hab・ESPRIT・Canadarm3 とエアロック、日本が受け持つもの、公表されていた組み立ての順番から、月面基地や別の宇宙機へ回される部品のいままでたどります。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 共有のルール
  3. 軌道
  4. PPE
  5. HALO
  6. I-Hab
  7. ESPRIT
  8. 腕と出入り口
  9. 日本
  10. 予定表
  11. 一時停止

事実と創作の区別

確か計画(公表済み)構想想像

すでに起きたことといまの状態は「確か」、止まる前に公表された予定は「計画(公表済み)」として「〜予定だった」と書き分け、検討段階の案は「構想」、どこにも発表されていない部品の見た目と並べ方は「想像」です。NASA と ESA の書き方どおり「中止」ではなく「一時停止」とし、宇宙機関の絵・写真・マーク・国旗と人の姿は使っていません(2026年10月23日時点)。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

計画の姿/いまの切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • NASA 2026年3月24日の発表(RELEASE26-025)・「About Gateway」・「Moon Base: FAQ」
  • NASA 監察総監室(OIG)中間メモ ML-26-002(2026年6月24日)・NASA 2027年度予算資料
  • ESA「Lunar I-Hab」・「ESPRIT / Lunar View」・2026年10月20日の Lunar Link の発表・カナダ宇宙庁「About Canadarm3」
  • NASA と日本の取り決め(2022年11月・2024年4月)・国連宇宙部(UNOOSA)宇宙条約・NASA「Artemis Accords」
INTERNATIONAL SPACE STATION · THE COMMONS

国際宇宙ステーションツアー

層 共有地の層 · 南極・深海・宇宙舞台 1998年〜(2030年ごろ運用終了の計画)場所 高度約400km・傾斜角51.6度の軌道
見直し済み
イメージ · いま(運用中のISS)
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この作品について

シリーズで初めての「これから失われる場所」です。高度約400kmを回る国際宇宙ステーションを、1998年の最初の部品から「きぼう」、宇宙条約と政府間協定までたどり、公表された運用終了の計画と、その後の民間ステーションの構想に切り替えて見比べます。

見どころ(11場面)

  1. 序
  2. 1998年
  3. 人がいつづける
  4. 大きさ
  5. きぼう
  6. 共有のルール
  7. 1日16周
  8. 終わりの計画
  9. 再突入
  10. その後
  11. 謎

事実と創作の区別

確か計画(公表済み)構想想像

過去といまは「確か」、公式発表の予定は「計画(公表済み)」、企業の案は「構想」、どこにも発表されていない部分は「想像」です。ステーションの形は模式で、マーク・国旗・写真・人の姿は使っていません。

制作工程

  1. 事実の表
  2. テロップ台本
  3. 試作
  4. 動画化

試作でできること

いま/運用終了の計画の切替場面ごとの案内出典

主な参考資料

  • NASA「Space Station Facts and Figures」
  • NASA 軌道離脱の計画と発表(2024年)
  • JAXA「きぼう」
  • 国連宇宙部(UNOOSA)宇宙条約
Principles

シリーズの方針

すべての作品に共通する作り方です。

01

テロップで見せる

素材の中心は3DCG。ナレーションは入れず、テロップで案内します。写真が使える所は使ってリアリティを出します。

02

事実と創作を分ける

学説や史料を土台にし、推定や創作で補った所はラベルや破線で見分けられるようにします。謎は謎として見せます。

03

確かめてから公開

動画はまず限定公開で上げ、見直してから公開します。出典の注釈と引用は最初から付けておきます。

04

層ごとの確かさの印

地上の層は「確か/説・推定/わかっていない」。共有地の層は未来を扱うため「計画(公表済み)/構想/想像」を加えます。物語の層は「原文にそう書いてある/解釈/描かれていない」です。

05

使ってよい物語

聖書や古典など著作権の切れた作品だけを絵にします。現代の小説・ゲーム・アニメの世界は再現しません。仮想空間は、ロゴや画面写真を使わず、記録をもとにした模式で描きます。

06

入れない理由を見せる

失われた、立ち入れない、行くのが極端に難しい、存在が確かめられていない、閉じられた。どの理由で入れないのかを、作品ごとにはっきりさせます。