時空ツアー 30 · 地上の層 · オセアニア · Nan Madol · Fact sheet
ナン・マドール 事実の表
ミクロネシア・ポンペイ島の南東岸、サンゴ礁の上に玄武岩の柱を積んで築かれた人工の島々。ツアーの土台になる調査台帳です。各項目に確かさの印と出典を付け、テロップ台本と「最盛期の推定復元といまの遺跡」の違いもまとめています。
層 地上の層 · オセアニア舞台 13〜16世紀ごろ/現在場所 ミクロネシア連邦 ポンペイ島 マドレニーム(テムエン島の沖)座標 6.842°N 158.332°E更新 2026-10-16
伝承の印が付いた行は、ポンペイの言い伝えです。確かさの印は「そう語り伝えられていること」に付けています。出来事が本当にあったかどうかは、別の行(説・推定/わかっていない)で示します。
「確か」は公的機関の記録・遺構・測定で確かめられるもの。年代測定の結果や推計の数字は、研究によって幅があるため「説・推定」にしています。伝承の行は、語られている中身ではなく「語られていること」が確か、という意味です。
ナレーションなし・テロップのみ。1場面13〜15秒、全11場面で約2分40秒の試作版です。
最盛期
13〜16世紀ごろ · 推定復元
- 運河は水が通い、潮の満ち引きで舟が行き来する
- 防波堤と石積みの壁が崩れずに立つ
- 島の上に草ぶきの建物(形と数は推定)
- カヌーが本島から食べ物や水を運ぶ(推定)
- 人の姿は描かない。建物の配置と細部は推定
いま
マングローブに覆われた遺跡 · 現在
- 運河に泥がたまり、マングローブが茂る
- 木や草が島をおおい、根が石積みを押し広げる
- 壁の一部が崩れ、石の柱が散らばる
- 2016年に世界遺産、同じ年に危機遺産
- 舟で入れるのは潮がとても高い時だけ。ふだんはテムエン島から歩く
ツアーでは同じカメラ位置のまま、この2つを切り替えて見比べられます。「いま」の植物の茂り方と崩れ方は、場所を特定しない模式です。
2026-10-16
見直し:別の担当が全49行と出典を確認。2026年の世界遺産委員会の決議(48 COM 7A.25、危機遺産のまま)を反映。位置を南東岸に、ナンダウワスの壁を約8mに、マドル・パの位置の食い違い(評価書は南東、登録書類は南西)と国定歴史建造物の指定年(1985/1986)を明記。伝承の行にポンペイ州歴史保存局の出典を加え、Wikipedia だけが根拠だった「確か」をなくした。出典 S11〜S14 を追加。
2026-10-16
試作:3DCGのツアーを作成(ガイド/自由に歩く、最盛期といまの切替、確かさ表示、伝承の印、出典、録画モード)。人の姿と王の再現は描かない方針。
2026-10-16
台本:11場面のテロップを作成。伝承の行には「伝承」の印を付け、「〜と語られる」と書いて出来事の確かさと分けた。
2026-10-16
調査:UNESCO(1503、推薦書類、2024年の保全状況)、米国国立公園局、McCoy ほか2016年の論文と大学の発表、スミソニアン誌、メトロポリタン美術館の解説を確認し、事実の表を作成。島の数は資料ごとに違うため幅で示した。
2026-10-16
企画の芯:地上の層・オセアニアの部屋。入れない理由は「行くのが難しく、崩れつつある」。切替は最盛期(13〜16世紀ごろの推定復元)といま(マングローブに覆われた遺跡)。宇宙人や沈んだ大陸の話は根拠がないものとしてだけ触れる。