Troy · Hisarlık · Fact sheet · 時空ツアー 21
トロイア 事実の表
ヒサルルックの丘に重なる9つの町を歩くツアーの土台になる調査台帳です。各項目に確かさの印と出典を付け、ホメロスの物語(伝説)と発掘でわかったこと(考古学)を分けて書いています。
舞台 前13世紀ごろ(9つの層は前3000年〜後500年)場所 トルコ・チャナッカレ県 ヒサルルック座標 39.957°N 26.239°E更新 2026-10-09
「確か」は発掘・遺物・公的機関の記録で確かめられるもの。「伝説」の印が付いた行は、ホメロスなどの物語が「そう語っている」ことが確かだという意味で、出来事が史実だという意味ではありません。
ナレーションなし・テロップのみ。1場面11〜14秒、全11場面で約2分20秒の試作版です。「伝説」の印は物語の話、それ以外は考古学・文書の話です。
トロイアVI〜VIIa の頃
前13世紀ごろ · 推定復元
- 丘の上の城塞を、石灰岩の城壁がぐるりと囲む
- 城壁の石の部分は高さ約6m。上の日干しれんがの壁は推定
- 段々のテラスに石の壁の大きな家が並ぶ(屋根や細部は推定)
- 頂上の建物は残っておらず、半透明の箱で「わかっていない」と示す
- 丘の南に下の町が広がり、堀と木の柵が囲む(家の数と並びは推定)
いまの遺跡
重なる9つの層 · 現在
- 丘を「シュリーマンの溝」が横切り、層の断面が見える
- トロイアVIの城壁は東側などに約330mが残る
- トロイアIIの石敷きの斜路が残る
- ギリシャ・ローマ時代の神殿や劇場の跡が上に重なる
- 入口前の広場に、現代の木馬の記念物が立つ
伝説と考古学の分け方
- 伝説:トロイア戦争、プリアモス王、木馬。ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』、ウェルギリウス『アエネーイス』などの物語。画面では「伝説」の札を付けます。
- 考古学:9つの層、城壁、下の町、焼け跡。発掘と年代測定でわかったこと。
- 文書:ヒッタイトの文書に出てくる「ウィルサ」。文書があることは確かで、トロイアと同じ場所かは説です。
ツアーでは同じカメラ位置のまま、この2つを切り替えて見比べられます。
2026-10-10
見直し:別の担当が出典と突き合わせ、層の数の出典とVIIaの年代を修正。
2026-10-09
試作:3DCGのツアーを作成(ガイド再生/自由に歩く、「トロイアVI〜VIIa の頃」と「いまの遺跡」の切替、確かさ表示、伝説の札、出典、録画モード)。9つの層の断面とヒッタイトの地図は模式。
2026-10-09
構成:テロップ台本11場面を作成。伝説の行には「伝説」の札を付け、考古学・文書の行と分けた。
2026-10-09
調査:ユネスコ世界遺産センター、トルコ文化観光省のトルコ博物館サイト、プーシキン美術館、シンシナティ大学、コルフマンの報告などを確認し、事実の表を作成。
2026-10-09
企画の芯:前13世紀ごろの推定復元と、9つの層が重なるいまの遺跡を切替。伝説と考古学をはっきり分ける。まずは非公開。