Lascaux · Fact sheet · 時空ツアー 07
ラスコー洞窟 事実の表
1963年から一般の人は入れない洞窟を案内するツアーの土台になる調査台帳です。各項目に確かさの印と出典を付け、テロップ台本と「獣脂ランプの灯り」と「いまの照明」の見え方の違いもここにまとめています。
舞台 約2万年前(説)場所 フランス・ドルドーニュ県モンティニャック座標 45.054°N 1.168°E更新 2026-10-09
「確か」は調査記録・出土品・公的機関の記録で確かめられるもの。年代のように測り方で数字が割れるもの、ラスコーでは直接確かめられていないものは「説・推定」にしています。
ナレーションなし・テロップのみ。1場面9〜13秒、全11場面で約2分の試作版です。壁の絵はすべて自作の模式で、写真の写しではありません。
獣脂ランプの灯り
描いた人たちの見え方 · 推定
- 石灰岩をくぼませた小さなランプが100個以上見つかっている
- 灯りは手元の数メートルだけ。その先は真っ暗
- 炎がゆれるので、壁の凹凸と動物の影がゆらいで見える(推定)
- 燃料は動物の脂と考えられる。ラスコーでの分析結果ではなく、別の洞窟の例からの推定
- ラスコーでは松明は使われなかったとされる
いまの照明
研究・複製で見る明るさ · 現在
- 本物の洞窟は1963年から一般公開されていない
- 入れるのは研究と保存の担当者だけ。人が入るほど壁の環境が変わる
- 一般の人は、複製のラスコーII(1983年)やラスコーIV(2016年)で見る
- 均一な明るさで、壁全体の構図と色がよく見える
- そのかわり、炎のゆらぎや暗闇の深さは感じにくい
ツアーでは同じカメラ位置のまま、この2つを切り替えて見比べられます。外の場面(谷と入口、閉鎖と複製)は昼の光のままです。
2026-10-09
見直し:別の担当が出典と突き合わせ、ランプの表現・位置の出典・表にない3項目・顔料を修正
2026-10-09
試作:3DCGのツアーを作成(ガイド/自由に歩く、獣脂ランプの灯りといまの照明の切替、確かさ表示、出典、録画モード)。壁の絵は自作の模式。
2026-10-09
構成:通路の先は実際の順路に合わせ「後陣 → 井戸 → 身廊 → 猫科の小部屋」の順に並べ替え。全11場面。
2026-10-09
調査:フランス文化省のラスコー公式サイト(発見・年代測定・照明・解釈・題材・顔料ほか)、文化省地域局、UNESCOなどを確認し、事実の表を作成。年代は「約1万7千年前」という古い数字ではなく、新しい測定に合わせて「約2万年前(説)」とした。
2026-10-09
企画の芯:1963年から入れない洞窟/絵を描いた人たちの灯りと、いまの照明を切替/事実を土台に、見え方は推定と明示/まずは非公開。